敬老の日、普段なかなか会いにいけない高齢者施設に暮らすおばあちゃんにプレゼントしたいとお考えのあなた。
90歳のおばあちゃんにオススメのプレゼントと、手作りするならどんなプレゼントができるのかをお伝えします。
もくじ
敬老の日プレゼント 老人施設に暮らす方にあげる注意点
敬老の日のプレゼント、施設入居されている方にあげる場合は、いくつか注意点があります。
昨今の高齢者施設は個室が基本ですが、それでも鍵はかからない場合がほとんど。また、鍵がかかるタイプの施設でも、日中はほぼかけてないでしょう。
プレゼントで気をつける点を先にあげますと、高級品・割れるもの・誤飲するもの・施設の方のサポートが必要なものは避けるべきです。それぞれの理由を説明しますね。
■高級品
個室といえど基本鍵もかけられません。防犯できないですし、トラブルの種になりやすいです。とくに、宝石類・貴金属の類は誰が見ても「高いもの」「大事なもの」であり、妬まれたり、盗まれたりが起こりやすいです。
値段が高いものがNGというよりは、トラブルの種になりやすいかどうかという視点から考えると良いでしょう。
■割れるもの
単純に危険回避です。たとえば、写真立てでもガラスじゃなくてプラスティック製にするとか工夫されてください。壷や焼き物の陶器は辞めたほうが無難です。
ただ、割れ物といっても、マグカップなどコップ類は皆さんご自分のお気に入りを使われている場合が多いです。孫の写真を入れたコップや、湯飲みを新調するのはおすすめです。
■誤飲するもの
小さいものは避けるべきです。あなたのおばあちゃんが誤飲の恐れが無くても、他の入居者様が触れないとは限りません。万が一誤飲事件が起こった場合、お互い嫌なしこりが残ってしまいます。
ビーズで作られたアクセサリーなど、お孫さんが作ってプレゼントすると嬉しいですが、手作りのビーズアクセは紐の強度が弱くほどけやすいので注意が必要です。ビーズが床に飛び散ることもめずらしくありません。
■施設の方のサポートが必要なもの
代表的なものは切花ですね。水替えとか地味に大変です・・・というか、やってくれない可能盛大です。施設によりますが、多くの施設が人手不足ですし、施設の方の手を煩わすプレゼントは絶対的に避けるべきでしょう。
そのせいで、あなたのおばあちゃんが文句言われたらプレゼントも台無しですよね。
念のため、敬老の日に訪問する前に「●●をあげても大丈夫ですか?」と施設の方に問合せしておくと安心です。微妙なラインは攻めない、安全なものをプレゼントするのが、施設入居の方への贈り物する際に肝心なことですね。
90歳の祖母に敬老の日何あげる?何する?
先のことを踏まえたうえで、90歳のおばあちゃんに一体何をプレゼントしましょうか。
カラフルファッションアイテム
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施設入居の方、一年中ベスト着てません?ベストは高齢者に大人気ですよね。なので、たぶんあなたのおばあちゃんもベストを持っていると思いますが、せっかくなのでカラフルな服の差し入れはどうでしょう?
おばあちゃんって、みんな地味なくすんだ色の服ばかりになりがち。ベストが派手すぎると着てくれなさそうなら、靴下とか中着、スリッパ、ひざ掛けなら抵抗無く受け入れてくれる確率が高くなります。明るい色を身に付けるだけで気持ちが随分違いますよ。
プリザードフラワー
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切花は手入れが大変だけど、プリザードフラワーなら置いておくだけ。枯れないのに、鮮やか発色で眺めているだけで気持ちがあがりますよね。
上記の商品は、発色の良いプリザードフラワーが和風な雰囲気にアレンジされており、おばあちゃんにも抵抗無く受け入れられるデザイン。また、ガラスケースなどに入っていなくて安全性もあるので、敬老の日のプレゼントにオススメです。
音楽・落語(CD・カセット)
好きな音源が入ったCD・DVDはいかがでしょう?落語が好きなら落語セット、昔合唱をしていたおばあちゃんなら合唱曲など、耳で楽しむ娯楽をプレゼント。
施設に入るとテレビばっかり見ている方が多いです。ポータブルCDなど再生機も数千円で安く手に入るので、持ってないなら一緒にプレゼントしてもいいですね。
敬老の日プレゼントを手作りで施設入居の方にあげるなら
手作りで一番簡単でオススメなのは、色紙に孫の写真を貼り、メッセージを添えるもの。色紙は100円で買えますし、孫の顔は活力の元です^^
もちろん、家族写真やメッセージも寄せ書きみたいにするのもいいですね。手軽だし、施設に置いても邪魔にならず危険でもない鉄板プレゼントです。
ほか、簡単なアルバムを作ってプレゼントするのも素敵です。
おすすめは、家族みんなの声が入ったカセット or CD(おばあちゃんが再生できるもの)。写真のプレゼントは普通ですが、声でメッセージプレゼントは、なかなか乙です。
遠方の親類の声も受話器越しに録音できるし、簡単です。家族の連帯感も生まれ、懐かしさに話も弾むでしょう。
おばあちゃん、みんなの声聞いたら泣いちゃいます。だって、録音してる時点で家族が泣いちゃうんだもん。み~んな、ほっこり。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
敬老の日のプレゼント、施設入居のおばあちゃんには、まず、施設の人への気遣いを。その上で、おばあちゃんが喜んでくれるものを考えましょう。
制約があるほうが、知恵が働きます。
おばあちゃんと家族にとって、素敵な敬老の日になりますように。
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