読書感想文コピペはバレる?簡単な書き方は?元小論文講師が教えます

読書感想文のコピペはバレる 子育て

読書感想文のコピペはバレる
読書感想文の提出期限が迫ってる!

なのに全然手をつけてない。本すら読んでいない!

・・・そんなお子様をお持ちの親御様。最終手段の「コピペ」がちらついているのではないでしょうか。

今回は、読書感想文のコピペはばれるのか?コピペしないで簡単に書く方法はないのか?について、元小論文講師がガチでお伝えします。

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読書感想文のコピペはバレる?

読書感想文のコピペがばれるかばれないか、気になりますよね?

結論から言いますと、読書感想文のコピペは高確率でばれます。

私も講師業の中で、何度もコピペを見抜いてきました。だからと言って、それは私個人の特殊能力ではありません。同僚も、新人講師も同じように見抜いていました。

残念ながら、コピペはばれるんです。

なぜばれるのか?理由はたくさんあります。コピペサイトがあることを知らない教師はいません。

また、あやしい文章の一部をgoogleの検索窓に打ち込めば、すぐに探してくれます。

でも、普段から子ども達の作文や文章をチェックしている教師からしたら、そんなことをせずとも読んでる最中に「ん?」と違和感があるんですよね。その違和感は、だいたい正しい(笑)。

教師の側からすると、最初からコピペと疑ってかかってサイトを見たり検索したりはしません。そんな面倒な時間がかかること、やってられません!

作文を読んでいて、違和感があった時にはじめて、コピペサイトや検索でチェックにかかります。そこで大体ヒットしますね(笑)

ですので、逆に言うと、教師に違和感を抱かさなければ良いのです。

教師が生徒の作文を読んでなぜ違和感を感じるか?それは、いつもと書いてる文章がなんか違うというストレートでありながら感覚的なものです。

もっと具体的に言いますと、

1)いつもより文章がうますぎる・・・文章の違い
2)普段ある書き方のくせがない・・・文章の違い
3)こんな感傷的な子だっけ?等・・・感性の違い
4)この子がこの本を選んで読むか?・・・感性の違い

大体この辺りで違和感を感じます。特に1~3はすぐ気がつきます。

教師はコピペを血眼になって探しているわけではありません。むしろ、ちょっとした違和感ならスルーしたいし、私はしていました。

コピペしてまで自分の感想文を書けない・書きたくない子を、責めたくはないんですよね。でも、そんな風な考えの教師ばかりではないので、最善で挑まれることをオススメします。

【読書感想文の簡単な書き方】元小論文講師が教えます

最善とは、コピペしないこと。オリジナルの感想文を書くことです。

いや、ばれないコピペ方法もありますよ。その方法とは、高度なリライトです。

単なるリライトでは全くダメです。リライトというと皆さん、「文末を替えればいいんでしょ(だ→です 等)」、「文章の前後を入れ替えれば良いんですよね」とか言われますが、そんなレベルのリライトなら、検索かけただけでも引っかかります。

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何より、先の教師が抱く違和感は、単なるリライトでは払拭できません。

自分らしい文章を書くことが、読書感想文を書く一番簡単な方法なんです。

自分らしい文章って何?コピペでは絶対ありませんよね。

お子さんがイマイチ本を読むのが苦手、文を書くのが苦手なら、読む段階、いや本選びの段階から親御さんが介入しましょう。その際に、「対象学年」や「課題図書」は一切気にしないでください

まず、お子さんと一緒に本屋さんに行きましょう。好きな本選んでいいよ~と言ったきり、アレコレ口出しするのは堪えてお子さんの本選びを待ちましょう。

あるいは、本屋に行く時間がないのなら、お子さんを見て、コレぐらいなら無理なく読めるかな・・・という程度の本をいくつかピックアップし、お子さんに最終決定させましょう。とにかく子ども本人が主体的に本を選ぶこと、これが肝です。

自分で選んだ本である、というのは、絶対的に重要です。課題図書だから・・・対象学年の本だから・・・お母さんが買ってきたから・・・ではなく、子どもが自分で選んだ本。まずそれだけで、全然本に対する意識が違います。本に対する意識が違うと、読書感想文に向き合う意欲が変わってきます。

先の章で、作文を呼んで違和感を抱くケースの4に紹介しました「この子がこの本を選んで読むか?」にも関わってきます。お仕着せの本は、まず食指が動きません。

読書感想文の簡単な書き方、それに対する私なりの答えはまずは自分が読んでみたいと思える本を読むということ。入り口が間違っていたら、小手先のテクニックをいくら駆使しても読書感想文を仕上げる難易度は高いままです。

簡単に読書感想文を書く方法は、読みたい本を読むこと。そうすれば、自由な感想が生まれます。上手に書こうと思わなくてもいいんです。

小論文講師業をしていたとき、心動かされた作文・小論文は、ダントツで素直な文章・その子らしい文章であったものです。上手な文章であるかどうかなんて、全く持ってどうでもいい基準でした(もちろん、一部突出して上手な文章を書く子はいます。ですが、コピペさせようかどうか親御さんを悩ませるお子さんには当てはまらないのでスルーでよいです)。

 

その子らしい読書感想文を書くことは、その子らしい本選びから始まります。それが結局一番簡単な読書感想文を書く方法です。

まとめ

いかがでしょうか?

対象年齢とか課題図書とか気にしないでください。どうせ読むならためになる本や名著を・・・と願う親の気持ちも、ぐっと封印してください。

お子さんがもし、自分で選んだ本ですら一人で読み進められないなら、部分部分読み聞かせしたり、音読を聞いてやったりしてもいいですね。

書くのは読むよりもっと難しいので、相談を受けたら一緒に考えて文章を考えるのも良いでしょう。

コピペするより確実で、簡単で、子どもも大人も成長できる、そんな読書感想文の書き方を紹介しました^^

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