家の雨戸・シャッターは閉めていますか?
台風や不在時だけでなく、24時間雨戸を閉めっぱなしのご家庭もありますが、湿気がたまってカビが生えたりしないのでしょうか?
この記事では、雨戸は閉めっぱなしにしたときのメリット・デメリットを通気性や防犯面から考えました。
雨戸の閉めっぱなしで湿気はたまる?
結論から書きますと、雨戸の閉めっぱなしで湿気はたまります。
雨戸をすると窓から陽の光が一切入りませんので、どうしたってカラッとした空気にはなりませんよね。
また、大事なポイントですが
雨戸を閉めっぱなしということは、窓も閉めっぱなしということ。
どんな建物でも、基本的に通気は必要です。
ましてや木造の一戸建てやアパートともなれば、通気は建物の寿命をダイレクトに左右する重要行為です。
木造住宅の天敵は、「火事・シロアリ・湿気」と言われますよね。
雨戸の閉めっぱなしはまず「湿気」を引き起こし、湿気は「シロアリ」を呼び込みます。
天敵には挙げられていませんが、湿気がこもると、カビがすごい勢いで発生します。
カビはアレルギーを悪化させますし、家自体の寿命もつぶしていく家屋キラー物質です。
家を長持ちさせる対策として、1に通気性、2に通気性、3,4がなくて5に通気性・・・というかどうかは分かりませんが、それほど通気性は大事なものです。
雨戸の閉めっぱなしはその通気性をシャットアウトするものなので、雨戸の閉めっぱなしはオススメしません。
雨戸の閉めっぱなしは防犯に効果あり?
家屋に対してはメリットなしな雨戸の閉めっぱなしですが、防犯的に効果はあるのでしょうか?
答えは、一長一短と言うところでしょうか。
雨戸がしまっていると留守宅と思われる可能性があります。
ですが、相手もプロ。雨戸が開いているか閉まっているかのみで、在宅か留守かを見分けているわけではありません。
あくまで判断材料の一つです。
また、雨戸・シャッター自体には、防犯力はほとんどありません。
窓ガラスを破る程度の労力で、雨戸は簡単に突破できるそうです。
プロの泥棒はそんなことは承知の上でしょうから、シャッター閉めることが防犯に効果を発揮するかと言うと、微妙なところですね。
ただ、言えることは
雨戸を閉めている家と雨戸が閉めっぱなしの家
に対する印象は大分違うという点。
あなたは雨戸がたまたま今日閉まっている家と、いっつも雨戸が閉まっている家、それぞれに対してどういう印象を抱きますか?
私は・・・ですが、雨戸がいつも閉まっている、シャッター閉めっぱなしの家は、なんとなくですが、
だらしない印象
を持ってしまいます。
そう、つまり、雨戸の閉めっぱなしは逆に狙われやすい可能性もあるのでは??
という仮説を持ってます。
私は盗みのプロではないので、あくまで個人の感想ですが。。
参考にしてくださいね。
長期不在のカビ対策4つ。湿気から留守宅を守るポイント3つ
雨戸閉めっぱなしまとめ
雨戸の閉めっぱなしの是非についてお届けしました。
雨戸を閉めっぱなしにする場合は、せめて換気システムを稼動させたり、洗濯物の部屋干しは控えたり、布団を敷きっぱなしにしない・・・など最低限の湿気対策はしたほうがよいでしょう。
いつも暗くてジメジメしている部屋なんて、カビにとっては天国のようなものですからね。
湿気はカビを呼び、一度カビがつくと除去作業は素人には手におえない程になります。
また、雨戸・シャッターの閉めっぱなしは精神衛生上まったくもって良ろしくない効果があります。
陽の当たる部屋・・・ならぬ、陽も風もまったく入らない雨戸を閉め切った部屋では、気分的に下げ下げになってしまいます。
とくに自分は鬱に入りやすい、と思う方なら雨戸の閉めっぱなしはやめましょうね。
結論、雨戸の閉めっぱなしは良くない。閉めたら開けるを徹底する。
閉めたり開けたりするのは面倒かもしれませんが、いい運動にもなりますし、家屋を気にかけるので状態チェックのメンテナンスにも繋がりますよ。
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