プリっと身が引き締まったあさりは、どんな料理でも大活躍ですね!
味噌汁によし、お吸い物によし、酒蒸しによし、パスタによし、バター炒めによし、炊き込みご飯によーし!!(笑)
あさりの旬の時期は2~4月の春と、9~10月の秋ごろの2回あるんですよ。
あさりは春先と秋に産卵するので、産卵期に入ったあさりは身がふっくらして肉厚で、とってもジューシー!思わずヨダレが・・・。
でも、あさりを買っても、すぐに食べない時、調理できない時、日持ちや保存方法ってどうなんだろう?って気になりますよね?そうなると、購入するのをためらちゃうかも。
せっかくなので、美味しい旬の時に味わえるように、あさりの保存方法をお伝えしますね!
もくじ
あさりの日持ちは常温でどれぐらい?
あさりの日持ちは寒い時期の12月~3月くらいの間は、約2日間と言われています。
ただし、5日くらい持つ!と言っている人もいます。まぁ、でも早く食べるに越したことはありません。
暖房を使わない部屋で、室内温度が20度以下であれば良いですね。
一方、夏場はあさりの常温保存は難しいです。
今の日本の夏は猛暑の日が多いですから、常温保存は大変危険です。あさりが死んじゃいますね。
キーンと、冬場くらいの温度にずーっと保っている部屋だったら話は別ですが・・・。
というのも、あさりは水温が20度を超えると弱りはじめ、25度を超えたあたりから死にはじめ、そしていよいよ水温が40度になると1時間程度で死んでしまいます。
そりゃそうですよね。人間だって熱中症になりますもん。あさりだって弱ります。
正しい保存方法で、新鮮なうちにあさりを食べることがベストですね!
以下、あさりの保存方法について詳しくご紹介します。
あさりは冷蔵庫に入れると死ぬ?!
あさりは死にましぇん!(笑)
いやいやいや、僕は死にましぇんだった(笑)
101回目のプロポーズ・・・若い方には知らない人も多いでしょうね(^^ゞ
あさりは冷蔵庫に入れたら死ぬ、という話を聞いたことがあるかもしれませんが、正しい方法で冷蔵庫に保存すれば大丈夫です!
まず、スーパーで購入したものでパックに入っているアサリは砂抜きされているので、そのまま野菜室か冷蔵庫に入れて保存しても大丈夫です。
心配な方は1~2時間、砂抜きすると完璧ですね。
塩水に浸したままで販売されているあさりは、包装から出して、塩水の入った容器に移して保管します。
密閉してあるものは、あさりが酸欠を起こす心配があるからです。
また、砂抜きが必要なあさりの砂抜き手順については、次の章で詳しく説明しますね!
あさりを冷蔵庫で保存する手順
1.砂抜きした後に保管する。
2.ボールやタッパー等、水がこぼれにくい容器に入れる。
3.塩水に漬けこむ。
塩水はカップ1杯(200ml)に対し、小さじ1杯の塩で海水と同じくらいの3%~4%の塩水にする。(水1リットルに対して塩30~35g程度)
あさりがひたひたにひたるくらいの水の量です!
4.新聞紙、キッチンペーパー等をかぶせて覆いをする。
5.密閉しないこと。
6.その他、塩水に浸さずに、新聞やキッチンペーパーを濡らして、あさりをすっぽりと包んで乾燥しない様にして保存する方法があります。
7.冷蔵保存した場合は、1~2日で食べること。
あさりを冷凍保存する手順
1.砂抜きした後、真水で殻をこすり合わせるようによく洗って汚れをとる。
2.キッチンペーパーなどで水気をよく拭き取り、フリーザパックに入れて、しっかりと空気を抜き、冷凍庫に入れる。
3.あさりを使用する場合は、解凍せずに直接調理する。
(酒蒸しなどの煮る系の料理には沸騰させた状態であさりを入れるようにする)
4.保存期間は1ヶ月を目安にする。出来るだけ早く食べる。
あさりは砂抜き後放置すると腐る?
砂抜き後は放置しないようにしましょう!(笑)
夏場だと確実に死んでしまいます。やはり生きものですからね・・・。
砂抜きした後は、すぐに調理するか冷蔵庫・冷凍庫に保存するようにしましょう!
それでは最後になりましたが、あさりの砂抜きの方法をご紹介しますね。
1)あさりをバットかタッパーに入れ、あさりの頭が少し出るくらい、ひたひたに塩水を入れます。
あさりが重ならずに広げられる大きさのバットがベストですよ。
2)塩水は水1リットルに塩30~35gの濃度です。
塩水は多すぎない方が、あさりが砂をよく吐き出しますよ。
スーパーで買ってきたあさりも、1~2時間浸すと、残りの砂を吐き出します。
潮干狩りでとってきたあさりであれば、一緒に海水の水も持ち帰って砂抜きすると、3~4時間で砂抜きできます。5~6時間あれば十分です!
ただし、潮干狩りでとってきたあさりを、家庭で作った塩水で砂抜きする場合は、一晩ほどおかないと砂は抜けません。
真夏の一晩の砂抜きは水温が上がり危険なので、冷蔵庫の野菜室で砂抜きすると良いですよ!
野菜室の7~10度の温度が、あさりの最適保管温度に近い温度になっています。
あるいは、エアコンの効いた涼しい場所で砂抜きすると、水温が上がらずに済みますね。
死んだあさり、腐ったあさりの特徴の見分け方ですが、
1.砂抜きの時点で、水管を出さずに殻を閉じたままのあさり
2.殻を大きく開いているあさり
3.強い磯のニオイや、ツンとした硫黄臭がするあさり
4.身がとろとろ溶けているようになっているあさり
5.砂抜き中の水が白く濁ってしまう
(該当するあさりを捨てて水を交換してください)
6.加熱しても口が開かないあさり(加熱して口が開けば問題なし)
このようなあさりは捨てて下さいね!
まわりのあさりも、巻き添え食って死んでしまいますから。くわばらくわばら・・・。
※スーパーで購入したあさりが4度保存の場合、仮眠状態なので30分から1時間程度経ってから様子を見てください。
【裏ワザ】あさりの砂抜きは50度のぬるま湯なら15分で出来る!
これまたなんと!
50度のぬるま湯の中にあさりを投入し、殻をこすりつけるようにして、その後5分放置すると、だんだんお湯が濁ってきて砂抜きできちゃうんです。
余裕のある時は15分ほど放置すると、なお効果的!
あさりがヒートショックを受けて身を守ろうとして、水分を最大限に吸収し、身を殻から押し出してくるそうな。その状態で、殻と殻をこすると、汚れや砂を一気に出してくるとか・・・。
あさりには何とも気の毒な話ですが・・・ハイパー時短で済みます!
この場合はすぐに調理することが大前提となります。
こちらもオススメ⇒あさりの味噌汁 日持ちは何日位?常温保存できる?生臭いなら腐ってる?
まとめ
あさりは正しい保存方法だと腐らせずにすみますね。
旬のあさりを色々とアレンジして、美味しくいただきましょう!
ただし、2日以内で食べることが一番良いと言えます。
もしも、2日で食べきれない場合には、砂抜きの後に冷凍保存するのが良いですね。
冷凍だと1ヶ月くらいは保存できそうですので、ちびちび使うもよし、一気に使うもよしです。
ただし、冷凍保存でもホントに1ヶ月以内で食べきりましょうね!
旬のあさりを、みんなで美味しく食べましょう^^
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