妊娠初期に起こるつわりは、大変つらいものですよね。
つわりは妊娠4週くらいから始まり、おおよそ12週ごろには治まると言われていますが、症状や期間には個人差があり、出産前日まで続く人もいます。
できれば短い期間で治まると良いのですが・・・・。
ただでさえ辛いつわりなのに、天候がどんよりしていたり、雨の日になると気分が悪くなることが多くないでしょうか?
今日は、雨の日につわりがひどくなるのか?また、どうしてそうなるのか?
原因と対処法をお伝えしていきます!
雨の日はつわりがひどい?軽い?
雨の日につわりの症状が悪化する人は、少なくありません。
むしろ、雨の日にはつわりがひどくなるという人が多いようですので、「雨の日って、そんな日なんだ~。自分だけじゃない」と認識しているだけでも、心と体の準備ができます。
理由が分かれば、わけのわからない不安が一気に半減しますよね。
天気の変化によって起こる病気の総称を気象病と言いますが、それにより自律神経の乱れが生じ、それが原因だと考えられます。
『気象病』に関しては、3章で詳しくお伝えしますね!
つわりが雨の日に辛い時の対処法8
雨の日や梅雨の時期につわりが悪化してしまう妊婦さんに、おすすめの対処法を8つ紹介します。
1.湿気の少ない場所で過ごす
除湿機で室内の湿度をコントロール調節しましょう。ただし、乾燥しすぎないように!
2.天気予報で雨天情報をチェック。体調が良いうちに食事を摂りましょう
天気が崩れてしまってからでは遅いので、体調が良いうちに栄養分を摂取したり、水分を多めに摂っておきましょう。先手必勝です!
外出の予定がある時は、可能であれば予定変更するなど、臨機応変に対処しましょう。
3.気圧の変化をアプリを使って把握する
「頭痛―る」というアプリをご存知ですか?
気圧の変化が分かるだけでなく、大幅に変化する時の注意やメッセージも表示されます。
体調管理に活用してみてはいかがでしょうか?
4.ビタミンB1を積極的に摂取
気象病にはビタミンB1が有効と言われています。
豚肉、うなぎ、玄米などを意識的に食べ、ビタミンB1を補給しましょう。
5.「内関(ないかん)」のツボを押す
乗り物酔いや自律神経の乱れに効きます!
両手首の内側にあるシワの真ん中から、ひじ方向に指3本分下がったあたりです。
こまめに押すようにしましょうね。
6.耳つぼを押してみる。
耳にもたくさんのツボがあり、耳たぶや耳全体をモミモミすると効果があると言われています。
耳をくるくる回すようにマッサージして、血流をよくするといいですよ!
7.十分な睡眠やぬるめのお湯で入浴し、リラックスする
お気に入りのリラックスできる香りの入浴剤、ぜひ使ってみては?
妊娠前からアロマに親しんでいる方は、妊娠してから好みの香りの傾向が変わっているかもしれません。
いまの自分がリラックスできる香りを求めて探すのも、なかなか楽しい気分転換になりますよ。
8.首や肩のストレッチ
つわりで首や肩に力が入って、ガチガチになっていませんか?
首をゆっくり回したり、左右に伸ばしたりしてストレッチしましょう。
腕を前後に大きく回すと、肩甲骨も動き、肩こりが解消しますよ!
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つわりと天気は関係あるの?
雨の日に頭痛がしたり、台風が近づくと体がふらついたり、梅雨時期に古傷が痛みだしたり・・・。
このように天気が原因で起こる体調不良は、気象病と呼ばれています。
気象病の症状は、頭痛、吐き気、めまい、関節痛、腰痛、神経痛、喘息、リウマチ、じんましん、などがあります。色々と症状が出てくるんですね。
私も雨の日や台風が近づいてくる時は頭痛がします。
気のせいじゃなかったんですね(汗)
気圧が上がったり下がったりすると、耳の奥にある内耳が敏感に感知します。
内耳には気圧の変化を感じるセンサーがあるかもしれない、という仮説もあるんですよ。
内耳で気圧の変化を感じると、その情報が脳へと送られ、自律神経系を活性化させます。これにより、交感神経、または副交感神経が過剰に活性化されてしまいます。
交感神経が活発になれば痛みを感じるし、副交感神経が活発になれば体はお休みモードになるので、だるくなったり眠たくなったりします。
やっかいですよね。ほんとに。
気象病は耳が敏感な人がなりやすいとも考えられています。
耳が敏感だということは、車酔いをしやすい人ですね。体の揺れに弱い人がなりやすいのです。心当たりありませんか?
妊娠中であれば、気象病はなおさら影響があると思われます。個人差はありますが・・・。
出産までの約10ヶ月、身体的にも精神的にも妊婦さんは大きな変化が起こります。
少しのことでもストレスを感じやすくなりますし、敏感になります。
それにプラスして、目に見えない気圧の変化が自律神経の乱れを起こしてしまって、つわりをひどくさせることが多々あるようです。
ただし、本当につらいと思いますが、つわりは一生続くものではありません!
少しでも軽減できるよう、上に書いた対処法を試して、快適に過ごしてくださいね。
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まとめ
妊婦さんは天候と体調がリンクするが多いようです。
晴れの日が続くと良いのですが、湿気の多い日や梅雨の時期、台風が近づいたり、ゲリラ豪雨が来たりと、日本の四季は大小の変化がつきものです。
そのたびに、頭が痛くなったり、体調不良になったりする人は少なくないですね。
特に妊婦さんたちは大事なベビーを宿しながら、つらいつわりにも耐えて、毎日の生活を送っています。本当に頭が下がります。
赤ちゃんを出産するまで、がんばって!って言いたいです。
がんばれ、なんて安易すぎるかな。
子供を宿した女性は新しい命を産みだす女神様ですよ。本当に。
出産を控えたお母さんが、毎日大切な赤ちゃんを守ろうと頑張っているので、雨の日のつわりが少しでも楽になれるよう、この記事でお力になれたらと思います。
無事に元気な赤ちゃんを出産されますよう、お祈りいたします。
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