「国営武蔵丘陵森林公園」(こくえいむさしきゅうりょうしんりんこうえん)は、埼玉県で最大級のお花見スポット。
園内では約1,000本の桜と触れ合うことができます。
この記事では、埼玉県で季節の風物詩である桜が存分に楽しめる有名なお花見スポット「国営武蔵丘陵森林公園」(以下、森林公園と記載)を紹介していきたいと思います。
埼玉県 森林公園の桜情報
埼玉県の森林公園では、ソメイヨシノを中心として約1,000本もの桜を堪能することができます。
また、森林公園で開花する桜は、ソメイヨシノの他にもヤマザクラやオオシマザクラ、サトザクラといった桜の代表格が数多く点在し、園内のいたるところでその美しさを披露しています。
さらに森林公園は桜だけではなく、この他にも白い枝垂れ花で有名なユキヤナギ、黄昏に咲き乱れる菜の花やレンギョウといった有名な花々など、ここ森林公園でしか味わえない「色彩豊かなお花見スポット」として広く知られているのです。
アクセス:電車は、東武鉄道森林公園駅からバスで滑川中学校下車徒歩5分
車は、関越自動車道東松山ICから約10分
駐車場:1600台で1日置けて620円です。
お問い合わせ:0493-57-2111
入園料:大人450円、シニア(65歳以上)210円、小中学生は無料です。
ただし、シニアに該当しない年齢の方や小中学生以外はすべて大人料金です。
HP:https://www.shinrinkoen.jp/
東京ドーム約65個分と言われるほどの敷地総面積、埼玉県内で最大級の広さを誇るこの森林公園で、圧倒的な花と桜のお花見を味わってみてはいかがでしょうか。
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森林公園で桜のライトアップは?
森林公園で桜の夜間ライトアップは、残念ながら行われておりません。
桜のライトアップは楽しめませんが、秋の紅葉のシーズンや冬季のイルミイベント開催時などにはライトアップイベントが催されているので、ご関心がある方は秋や冬に訪れてくださいね。
森林公園で桜のライトアップは見られないですが、どうしても埼玉でライトアップ花見をしたい!と言う方は、ぜひ大宮の大宮公園へ。
大宮公園では、桜のライトアップが味わえますよ。
ソメイヨシノやヤエザクラ、ヤマザクラ、カンヒザクラといった、約1,000本の色々な種類の桜を堪能することができます。
アクセス:東武鉄道野田線大宮公園駅
車:東北自動車道岩槻IC
電話番号:048-641-6391
HP:https://www.pref.saitama.lg.jp/omiya-park/
森林公園で花の見頃は?
森林公園での全体的な桜の見頃は、3月下中から4月上旬ころ。
特に3月下旬ころからユキヤナギやレンギョウ、菜の花といった美しい色とりどりの花々も桜と一緒に観ることもできます。
また、7月中旬から8月初頭にかけては純白に咲き乱れる「1万株のやまゆり」も見事なもので、花を観に来た人たちすべてに束の間の安らぎを与えてくれます。
余談ですが、森林公園で桜のお花見と同じくらい美しい自然を見せてくれるのが、500本のカエデによる紅葉です。
見頃は11月中旬から12月の初頭で、500本のカエデの深い赤や浅い黄色のグラデーションを夜間はライトアップで堪能することもできてしまうのです。
つまり、森林公園は春の桜の見頃だけではなく、夏の「やまゆり」や秋の「カエデ」といったように、ほぼ1年中が花全体の見頃というわけですね。
埼玉の森林公園の花見スポット
広大な面積を誇る埼玉県の森林公園は、大きく分けて4つのエリアに分割されており、それぞれが西口エリア、中央口エリア、南口エリア、北口エリアという大きなブロックとして認知されております。
西口エリアと北口エリアは、アトラクション広場やドッグランの広場。
中央口エリアと南口エリアが、お花見スポットとして確立されています。
つまり、森林公園のお花見スポットは、中央口エリアと南口エリア。2つのブロックがあるということですね。
というわけで、まずは1つめの中央口エリアからご紹介していきましょう。
森林公園の中央口エリアには、約45万平方メートルの広大なエリア内で、色々な季節の植物を観ることが出来る「都市緑化植物園」をはじめ「ハーブガーデン」や、色とりどりの草花を鑑賞できる「ボーダー花壇」などがあります。
また、紫や淡いピンクなど様々な色彩を持つ「ルピナス」も、4月下旬に見頃な花として有名で、先ほど紹介した「やまゆり」や「カエデ」も、この中央口エリアで観ることが出来るのです。
次に、2つめの南口エリアが、主に桜のお花見スポットとして有名です。
まず、森林公園の南口エリアのゲートから歩いて5分ほどのところにある「花木園」、そこ行くことでたくさんの満開に花開くソメイヨシノが、一斉の桜吹雪と共にあなたを出迎えてくれることでしょう。
また、花木園には事前に予約しておくことや「土曜日、日曜日、祝日」が限定となっていますが、お花見をしながらバーベキューを楽しむこともできたりします。
さらに、森林公園の敷地内には約17kmのサイクリングコースもありますので、桜と戯れながら友人やご家族たちと一緒に、お花見しながらのゆったりとした気持ちのいいサイクリングも同時に楽しめてしまうのです。
このほかにも、古典江戸椿などの500品種以上の椿が、自然に育つ姿を満喫できる「椿円」や、白やピンクの美しいグラデーションが楽しめる、120種類500本もの「梅林」
なども、桜の見頃の時期と同じくらいに鑑賞することができます。
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まとめ
とにかく広大な埼玉県の森林公園ですが、埼玉県で桜を観るのであれば「やはりこの場所は外せない!」という、絶対的なお花見スポットと言えることでしょう。
また、とにかく広いので「1日で全エリア満喫する!」というような、まず不可能に近い無謀なことをするのだけは極力避けておきましょう。疲れを癒す場で疲れてしまっては、それこそ本末転倒ですからね。
たとえば、森林公園の南口エリアにある展望レストランで、鮮やかに舞い散る桜を堪能しながら、おいしい昼食を召し上がっていただき日頃の疲れを癒される、というのも良い方法なのではないかなぁ、と思います。
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