梅雨時に出てくるイヤ~な虫はたくさんいますが、どこからともなく急に現れて、突然上から落ちて来たり、部屋の隅から這ってきたり・・・・・。
その姿を見るだけで固まってしまうのは、私だけではないはず。
とっても不気味な形で見るからに毒々しいムカデは、私の中では妖怪に位置づけられています(笑)
あれは虫ではなく妖怪です!
突然出てくるので、いつもオタオタしてしまい対応に困ってしまいますよね。
できれば、5月くらいからムカデ対策をして、ムカデが寄り付かない部屋作りを心がけたいところです。
では、ムカデ対策いってみよー!
もくじ
ムカデが出たら電気つけて寝るとムカデが出ないって本当?
ムカデは夜行性で、昼間は土の中で眠っていることが多いです。
でも、天候次第では昼間でも日差しを避けた日陰のジメジメした場所や、薄暗い木の上で見かけることもあります。うー、きもい。
ムカデがモゾモゾしている時に、あわてて電気を付けると、急に明るくなってムカデもビックリして、部屋の隅にさささーと逃げてしまう時があります。
そのあとは、どこに行ったか分からなくなり、より恐怖が増しますが・・・(汗)
ですので、ムカデが出た後は電気をつけて寝ると、確かにムカデは出てこないかも・・・。
しかし、どこかに隠れているのは事実ですので、100%安全というわけではありません。
出てくるのを待って、殺虫スプレーなどをかけて、息の根を止めないと刺される危険性大。
もしも、夜中のムカデとの格闘が翌日の仕事にひびく・・・という場合は、とりあえずムカデが出た寝室は締めきって、他の部屋で寝るという方法もあります。
翌日にバルサンを使って退治すると良いですよね。
とにかく、ムカデに刺される危険を回避しましょう!
ムカデが寄り付かない家や部屋にするためには?
ムカデは乾燥に弱い性質で、非常に湿った場所を好みます。
また、ムカデはゴキブリなどを捕食するため、ゴキブリが出やすい環境はムカデも出現しやすいということになります。ひー!ダブルでキモー!!
以下のことに注意して、ムカデの侵入を防ぐようにしましょう!
2.ゴキブリの餌となる生ごみや食べ残しごみを処分する。
3.食品類は出しっぱなしにせず、適切に管理する。
4.湿気を好むので、浴室床面の水滴は拭き取って乾燥させる。
5.ムカデの侵入経路を防ぐ。
数ミリの隙間でも侵入可能なので、排水溝にふたをする、換気扇にフィルターをつけるなどする。
6.侵入口になりそうな所へ、ゴキブリホイホイを仕掛けておく。
7.ムカデの侵入口になりそうな場所には、夜でも電気を消さずにつけておく。
家への侵入は多少軽減されるかも・・・。
8.自宅周辺の必要でない岩やブロックがあれば撤去する。
岩やブロックの下に潜んでいる場合があり、水の溜まりにくい環境をつくると家への侵入も減ってくれそうです。
ムカデ対策で赤ちゃんも安全な3つの方法
ムカデはスズメバチと同じ毒を持つ有害生物です。
そんなムカデに幼児や赤ちゃんが刺されてしまうと、最悪の場合、アナフィラキシーショックを起こし、死に至ることもあるので、ムカデは軽視できません!
赤ちゃんを守るために安全な方法を3つお伝えいたします。
蚊帳(かや)を使う
大切な赤ちゃんを確実に守るためには、蚊帳(かや)が確実です!
今はワンタッチ式の蚊帳がアマゾンや楽天でも気軽に購入できますので、確実に刺されないようにするためには一番のオススメです。
大人も一緒に眠れるくらいのサイズもありますし、大小さまざまなサイズが揃っているので、ご自宅に合うものを選べますよ。
ムカデが嫌うニオイで侵入を防ぐ
ムカデは匂いに敏感で、ムカデが嫌うニオイというのがいくつかあります。
赤ちゃんがいても植物性で安全なものなので、以下ご紹介します。
・樟脳(しょうのう)
・ハッカ油
・ひのき・ヒバの香り
・木酢液
だいたい、部屋の四隅などにシュッシュしたり、樟脳はそのままかティッシュに包んで置くとよいみたいです。
ちなみに私はゴキブリが侵入してこないよう木酢液を薄めて、ボトルに入れてシュッシュと部屋の隅に散布していますが、ゴキブリを見かけなくなりました。
木酢液のニオイは木を燻した焚火している時に出るようなスモーキーなニオイなので、害虫たちは山火事のニオイと勘違いして逃げるそうです。
木酢液は、わりと、ゴキブリよりもムカデに効くということを耳にします。
竹酢液も同様の効果がありますよ。若干、竹酢液の方がお値段が高い傾向があります。
殺虫剤より瞬間凍結スプレーを使う
小さなお子様や赤ちゃん、ペットがいるお宅では、有害な薬を使った殺虫剤は避けたいですよね。
今は、ほとんどの家庭で瞬間凍結スプレーはお持ちかもしれませんが、もし持っていなかったら、これは絶対オススメです!
殺虫剤を使う時みたいに、床がベタベタにならないし、殺虫剤をかけられた害虫のようにグルグル凶暴に回ったりしません(笑)
あっという間にカッキーン!と凍って死んでしまいます。
ムカデ以外のゴキブリ対策にも威力を発揮してくれますよ。
もしもムカデに刺されてしまったら
万が一、ムカデに刺されてしまった場合の応急処置をお伝えします!
1.43℃以上の熱めのシャワーかお湯を患部に当てながら、皮膚表面に付いた毒を洗い流します。非常に痛いですが、この後に来る激痛を和らげるために必要な重要な処置です。
お子様が刺された場合も、泣きじゃくるのをガマンして洗い流して下さい。
2.お湯でかけ流した後は、氷で患部を冷やしながら速やかに病院へ向かいましょう!
体長10cmを超える大型ムカデに咬まれた場合、子供の場合は特に重篤なアナフィラキシーショックのリスクが高まります。迷わず病院へ行きましょう!
なお、病院へ事前に連絡する場合は、ムカデに咬まれたと言わず、スズメバチに刺されたと伝える方が適切に処置してもらえます。
※虫毒アレルギーに詳しい医師でない限り、ムカデは軽視されてしまいます。
3.できれば、事が起こる前に、虫毒アレルギーに詳しい病院を探しておくと無難です。
熱心な医師のいる皮膚科が最もオススメですが、なければ救急病院とし、事前に場所を調べておきましょう。
猫がムカデを見つけた時に取るべき行動は?食べたり刺された時の対処法
まとめ
1.ムカデが出たら電気つけて寝るとムカデは出ないが、根本的に駆除し危険を回避する。
2.ムカデが寄り付かない家や部屋にするためには、湿気が少なく清潔な部屋を心がける。
3.赤ちゃんも安全なムカデ対策3つは、蚊帳、木酸液、瞬間凍結スプレー。
4.ムカデに刺された場合は、早めの応急処置が大事。スズメバチと同様に考える。
本当にあなどれない妖怪ムカデ!(笑)
あの姿・形はぞぞぞっとします。
こわかですねぇ。こわかですねぇ。
ムカデは何のために存在するの?と言いたいところですが、共存しているのだから仕方ないですよね。自分の身は自分で守らないと!
家族や自分が危険な目に遭わないように、対策できることは早めにやっておきましょうね!
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