本格的な中学受験の時期に突入してきました。
受験真っ只中の6年生はもちろんのこと、公立の中高一貫校であれば5年生から、私立中学校であれば、3年生の2月からの準備が一般的ですね。
受験をさせたい!もしくは子供がしたい!と言っていても、自分の仕事もあるし…と悩まれることも多いのではないでしょうか?
今回は、そんな仕事と中学受験の両立について、フルタイムからパートに切り替えた経験をもとに仕事との両立のコツや本音をお伝えしたいと思います。
中学受験で仕事は辞める?辞めない?
私自身は、娘が6年生の4月までフルタイムで働いていました。
しかし、もともとあまり宜しくなかった娘の成績がなかなか上がらず…。
6年生になっても、成績の状況はあまり変わらず、これでは中学受験の志望校に受かる見込みがないというところまで来ました。
悩みに悩んで、とうとうフルタイムの仕事をパートにする決意を固めました!
職場に頼み込んでパートに切り替えてもらったのです。
そんな思いをしてパートに下げたわけですが、本当に、その必要があったのでしょうか?
そんなことを時々考えます。
それでは、子どもの中学受験のために私がしたことをまとめてみます。
・塾の送り迎え
・塾弁作り
・塾の宿題の進度チェック
・勉強のスケジュール作成
・睡眠・食事などの生活管理と健康管理
等々です
うちの場合は、子どもたっての希望で一緒に勉強も見ていました。
こう見るとお気づきでしょうか?
子どもがいない時間帯は、親としてあまりすることはありません。
もちろん、手の込んだ料理作る、とか、環境を整えるためにきれいに掃除とかはできると思いますが。
塾に行っている時間もありますので、意外と親の時間は取れることも多いです。
ドラマ下剋上受験のように、家で勉強を全て教える、というなら別ですが…。
また、私は、丸付けもスケジュール構成も娘の勉強の傍らでしておりました。
隣にいないと勉強しないので。
そうすると、なお一層のこと、親は、娘の塾の間、することはありませんでした。
しかも、塾の状況もその子の性格によります。
下の息子はまだ4年生ですが、朝お弁当を作っておくと、冷蔵庫からお弁当を持って電車で塾に行きます。
塾の宿題も1日の量を決めておけば、自分でやって、丸付け、見直し、問題の解き直しまでします。
親は、お金を出して、スケジュール管理をして本人に伝えるだけです。
こうなると、たとえパートにしただけだと言っても、正社員の立場や給与を手放して、パートに切り替える必要はあったのだろうか?と疑問に思ってしまうわけです。
なんでもそうですが、その子によって手のかかり方が違うため、一概に言えない部分もあります。
我が家の場合、お姉ちゃんのように手がかかる子は、塾に行くにも手がかかる。
弟君のように手がかからない子は、お勉強ができるような法則に乗せてあげるとなんでも自分でするのです。
その子の性格をみて対応してあげることが必要ですね。
塾に通っている状況ならば、学校から帰ったら、塾に行ってしまうのですから、仕事を辞める必要までは無いのではないかと個人的には考えています。
子どもといるときの精一杯の対応で十分にできることの方が多いです。
中学受験で仕事と両立するコツ
中学受験だけではないのですが、仕事と何かを両立させるとしたら、必要なことは手を抜くことです。
部屋がちょっと汚いけどいいや。
今日は、簡単料理でいいや。
塾のお弁当は買ってあげよう。
子どもがいない間にお昼寝しよう。
子どもががんばっているから、と思う気持ちは、大事です。
普段は色々やってあげてください。
でも、疲れすぎたら、お母さんのイライラが子供にも伝わってしまします。
子どもにとって一番面倒なのが、イライラして怒ってばかりいる親の対応ではないでしょうか?
子どもは、良い学校に憧れて受験をしたいと言いますが、一番は、自分が認められたいんですよね。
だから、頑張っていることを褒めてほしい。
部屋がきれいとか、ご飯が豪華とかそんなこと以上に、自分を見てほしいと思います。
お母さんは、時には手を抜いて、自分の心に余裕を持ちましょう。
それがちょっと多くてもいいです。
うちの子なんて、がんばってお弁当作っても、本当は買い弁が良いって言うんですから…。
こころに余裕を持って、子どものそばに座る時間を作ってあげれば、家事の手抜きも良いんです。
そして、子どものがんばりを見てあげてください。
それと、一緒にご飯を食べるときは沢山楽しんでください。
子どもにも気晴らしは必要です。
我が家は成績が上がれば外食をしてました。
子どもも親も、テンションあがるので、より気晴らしにつながりましたね。
⇒子供が突然不登校に!原因は?解決策はあるの?親にできることって?
フルタイムからパートになったけど中学受験は一瞬
娘が中学に通うようになって思ったことは、働いているお母さんがとても多いということ。
中には、海外に出張に行ってしまうようなお母さんもいます。
そんなお母さん方を見ていると、自分はもう少し頑張れなかったんだろうか?と思うことがあります。
少し早く帰る。
有給を多めに取る。
そんなことで解消されることではなかったのか?と小さい後悔をすることもあります。
中学受験は当事者になってしまうと、すごく大変なことのように思ってしまうのですが、過ぎ去ってしまうと人生のほんの一部です。
後悔しないように慎重に決断をしてください。
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