賃貸マンションだろうと、賃貸アパートだろうと、いまどきエアコンが付いてない部屋はほとんどないと思います。
そう、ほとんどない・・・。ということは、逆にちょっとはあるんですよねTT
今回は、賃貸マンションでクーラーがない!真夏の酷暑を乗り切った体験談をお伝えします。
もくじ
暑さ対策 クーラーなしでできること5つ
まずは、クーラーがなくてもできる暑さ対策をご紹介します。
対策・・・と言えるほどかどうか分かりませんが、ありとあらゆる手を尽くした経験を元に効果度もそえてお伝えします。
効果・・・★5段階評価
クーラーなしの対策1~扇風機
とりあえず、賃貸の部屋にエアコンがない場合、扇風機はマストです。扇風機は安いものなら1000円台からあります。貧乏でも、ここは惜しまず購入してください。
扇風機は機能性が高いものは何万円もしますが、ごく安いもので充分。私は2000円未満で購入した扇風機を、10年以上使っています。
効果・・・★★★★
クーラーなしの対策2~窓にすだれ
窓から直接的に熱が入ってくるので、窓から熱・光をシャットアウトすると大分やわらぎます。
日中は外出して家を空けている場合、遮光カーテンを引きっぱなしにする。あるいは、すだれや緑のカーテンなどで、視覚的にも涼しくする方法もあります。
効果・・・★★★
クーラーなしの対策3~冷たい食べ物・飲み物
体の内側から冷やす。ということで、そーめんや冷麺、カキ氷やアイスなどを食べます。本来なら体の冷やしすぎはダメなのですが、クーラーがないとそうも言ってられません。また、火を使う料理をすると部屋の温度が上がるので、極力使わないようにしましょう・・・というより、ゆだりすぎて火を使う気になれなくなるのが酷暑のクーラーなし生活です。
単純に冷たい物であることも大事ですが、夏野菜(きゅうりやトマト)や、コーヒーや麦茶など、体を冷やす効果がある食べ物・飲み物を意識的に選択してみてください。
ただ、これはやりすぎると夏バテを引き起こすので、ほどほどに実行するのがミソです。
効果・・・★★
クーラーなしの対策4~アイスノン・保冷剤など
気休め程度ですが、あるとないではあったほうがよし。頭や脇、首筋などをピンポイントで冷やしてください。
アイスノンを買うのがもったいない方は、ペットボトルの空き容器に、水を8割程度入れて凍らせたものを代用すればOK。直接肌に当てるだけでなく、扇風機の前に置いて冷風を作ることもできちゃう優れものです。
効果・・・★★
クーラーなしの対策5~水風呂・水シャワー
東南アジアではお湯シャワーが出ずに水シャワーの選択肢しかない場合があります。初めは「無理~」とおそるおそる浴びていても、いつの間にか病みつきになるほどシャワー後は涼しいです。
浴槽に水をためて入れば尚涼やか。プールだと思えばいいんです。入った後はかなり涼しいです。
効果・・・★★★★★
東京の夏 猛暑をクーラーなしで乗り切った体験談
忘れもしません、2010年の東京。猛暑と言われた夏でした。
当時住んでいた賃貸マンションにはエアコンが1台も設置されておらず、夏をクーラーなしで乗り切ることとなりました。正直、何とかなると思っていました。東京の夏をなめていました。
同じ気温でも、東京と田舎では体感温度が違います。
土や木々に囲まれた田舎と、コンクリートジャングルの東京、同じわけがなかったのです。
特に猛暑、周りの家はすべて窓を閉めエアコンをかけています。すると、室外機から熱風が出ますよね。風が入るわけでもないが窓を閉めるわけにもいかない我が家に、室外機の熱風だけは入り込んできます。
また、アスファルトの照り返しもきつく、夜になっても全然涼しくならない中、自分の体と脳みそが、ゆだるのがはっきりと分かるほどでした。意識が朦朧としました。本当に死ぬかもと思いました。
ただ、私はけちなので、賃貸マンションに自腹でエアコンを設置するという頭がなく、ただただ東京の暑さを呪いながら息も絶え絶えに生きていました。当時20代、体力もあったためか何とか生き延びましたが、今思うと、東京の夏をクーラーなしで乗り切るのは余程の条件が揃わない限り現実的ではない、というのが結論です。
・冷夏である
・アパート・マンションの1階(上層階ほど暑い)
・日当たりが悪い部屋
・体力がある
自分で取れる対策はほぼなく、住環境次第だと思います。
酷暑のクーラーなしのとき、正直周囲のエアコンをつけてる人々にイラついていました。そうです、暑いと無駄にいらいらします。
体験者として言えることは、クーラーなしの部屋でもクーラーを買え!ということ。だめもとで大家さんにお願いするのもいいでしょう。このご時勢、エアコンがない方がめずらしいですし、生死に関わる問題なので、意外とすんなり通るかもしれません。断られたら、クーラーを買うなり引越しするなりすればいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クーラーがない場合の暑さ対策を紹介しましたが、猛暑の場合は早々にエアコン導入を検討してよいと思います。それが惜しければ、引越ししてもいいと思います。
体験者としては、暑すぎていらいらしっぱなしでしたし、「暑い」以外何も考えられなかったので、おすすめしません。
賢くお金、文明の利器を使って、夏を快適に過ごされますよう。
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