季節も冬に差し掛かり、来年度に大学を卒業する方はそろそろ就職活動を始めるか、という時期に差し掛かっていると思います。
本記事はそんな学生の皆さんの中でも、体育会系部活に打ち込んでいるみなさんに向けた記事となっています!!
体育会の就職は有利?不利?向いている業界業種は?どう動けばいいの・・・数々の不安を少しでも解消するため、体育会アメフト部出身で就職活動を経験した筆者が解説します!
体育会系の就職で不利な点
体育会系部活に所属しているみなさんの中には、体育会であることでなにか不利に働くのではと不安な人もいるのではないでしょうか?
まず最初に言っておくと、学生のイメージとして体育会系が不利に働くことはほぼ100%無いです。
やはり遊びに費やすことだってできる大学生活を、本気でスポーツに費やすような人は企業としても魅力的に感じるんです。
ただ、1つ体育会が不利に働く点を挙げるとすれば、就活の時間が確保しにくいということですね。
特に引退が遅い部の方は苦労すると思います。
僕の所属していたアメフト部は引退が12月なので、部活をしながらの就活がマストでした。
空いた時間を業界研究や自己分析に活用したり、監督やチームメイトに頼んで練習を抜けて説明会に行ったりと工夫が必要ですね。
その辺は、部の雰囲気や大会のシーズンにもよるので、就活をした先輩にアドバイスを求めるのもいいと思います。
体育会の就職で多い業界・業種
体育会の人はどのような企業に就職することが多いの?という質問をよく聞きます。
まず業界ですが、特に体育会ならこの業界がいいというものはありません。
職種は私の印象だと営業職を志望する人が多めに感じられます。
自分の仕事の成果が給与に反映されやすい営業職には、スポーツに通ずるところがありますよね。
ただ、チームメイトをサポートすることが得意だった人には、事務職が向いているかもしれないですし、黙々と練習をし続けてきた人には技術職が向いているかもしれません。
業界や業種に関しては体育会であることにとらわれず、業界研究や自己分析の中で自分に合うものを見つけましょう。
体育会系の就職で有利な点
体育会の就職で有利な点は、何と言っても面接で話すエピソードに困らないことです。
就活の面接における最も大切なことは、自分にどんな強みを持っている人間なのかをいかに具体的なエピソードを元に話せるかなんです。
「協調性があります」「積極的に物事に取り組みます」といくら言われたところで、それが本当かは面接官に伝わりません。
体育会に所属している人は実体験を強みの根拠として語りやすいため、面接が有利かつ楽に進みます!!
また、前の章でも述べましたが、大学生活で継続して何かを頑張っている学生はそう多くないです。
とにかく部活に打ち込んできたことをアピールすれば、それだけで他の学生と差をつけられます。
就活に時間があまり割けない分面接の経験では負けてしまうかもしれませんが、人間としての厚みで勝つ気概を持ちましょう!
体育会系が就活で強みを語る際のコツ
前章で、体育会系の人は自分の強みを語りやすいことを書きましたが、具体的にどのような強みをアピールすればよいのでしょうか?
基本的には普通の学生と同じく自己分析を元に語れば良いのですが、体育会であることを上手く使いたいところですよね。
ただ、1つ注意したいのは「努力家だ」「粘り強い」といったいかにも体育会のイメージ通りのことを言っても、面接官の心を掴みにくいです。
なぜなら面接官の想像の範囲内だからです。
例えば、上記の2つと同じような意味の言葉ですが、「自分の弱点を真っ直ぐ見つめることができます」というのはどうでしょうか。
続けて、
「私は大学生活で部活に取り組む中で、弱点から目を背けず自分に足りない点を常に模索し、成長し続けてきました。働いていて上手くいかないことがあっても、それをバネに成長できると思います」
・・・どうでしょう。なかなかいいアピールですよね。
実はこれ、私が面接で実際に使った言葉の1つです(笑)。幸い、この時面接した企業には、内定をもらうことができました。
ただスポ根でガムシャラに!というのも悪くはないですが、面接官に「こいつ使えそうだな」と思わせるような少しひねった強みを語れると、印象はかなり良くなります!
【Iターン就職×新卒実践記】僕が新潟県で就活した理由
まとめ
体育会出身であることは絶対にあなたの就活を有利に運んでくれますよ。
なによりも、自分が頑張ってきた経験に自信を持って、落ちるわけがないという気持ちで面接に臨んでください!
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