冬も本格的になってきました。風邪を引き、鼻水に悩まされる季節。
また、人によっては、花粉症が始まった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
鼻水がひどくて、つらい上に、鼻のかみ過ぎで鼻の皮がむけてしまった。
もしくは、思い当たることがあまりないのに、いつのまにか鼻の頭の皮がむけてしまった。そんなことがこの時期は多いのではないのでしょうか?
今回はそんな鼻の皮むけの対処法をまとめました。
鼻の皮が剥けた対処法を3つの原因から解説
鼻の皮むけの対処法としては、保湿・保護が一番です。
具体的な対処法を説明する前に、なぜ鼻の皮がむけるのか?という原因を説明します。
1つ目の原因は乾燥です。
鼻だけではないのですが、皮膚が乾燥する原因には、季節による空気の乾燥、体調不良や脱水による体内の水分保持機能の低下などがあります。
部屋の湿度調整や、こまめな水分補給で、環境から、体内からの水分保持を維持しましょう。
化粧品による保湿などの効果も期待できますが、これについては次の項目でご紹介します。
2つ目の原因は間違ったお手入れです。
鼻は、毛穴の汚れや皮脂の多い部分のため、気になるところです。
そのため、洗顔でごしごしと擦りすぎたり、熱いお湯で洗ったりする方も多いのではないでしょうか?
これが鼻の皮膚表面を傷つけて、皮むけの原因、また、肌荒れの原因になるのです。
CMなどで「もっちり泡」を前面に出しているものも多いですが、肌を優しく洗うためにはとても大事なんです!
肌の上で泡を優しく滑らせるように、短時間で汚れを取り除くのが正しい洗顔方法です。
この洗顔の時の力加減が強い人がとても多いです。この記事を読んでくださっている皆様はいかがでしょうか?
もちろん、化粧水で肌を整え、乳液やクリームなどで保湿することもお忘れなく。
洗顔をして5分以内に化粧水で肌を整え、乳液、保湿クリームを優しくのせてあげましょう。
この時も肌が動くほど擦ってはいけません。
水分量の不足は、皮脂量を過剰にして過剰な皮脂から皮むけが起こることも多いのです。
正しいお手入れ方法で、肌の荒れ予防することが皮むけの対処法にもつながります。
洗顔の方法、スキンケアの方法、1度見直してみてください。
3つ目の原因は鼻をかんだりすることによる刺激です。
擦ることによって肌が刺激されて、急激に皮がむけてしまいます。
また、毛穴の開きや皮脂を気にして鼻を触りすぎることも、同じように刺激になります。この場合は、表皮の状態がとても荒れてしまっている状態です。
めくれてしまった皮を無理にはがしてはいけません。健康な角質もはがしてしまうことになるからです。
いつもより優し目の洗顔ではがれてしまった皮をそっと洗い流したら、クリームなどでしっかり保湿をしましょう。
あとは出来るだけ触らないようにしましょう。気になりますが、ぐっと我慢です。
鼻の皮むけにはワセリンが良い?
軽い皮むけなら、丁寧な洗顔と保湿で良くなってしまうことも多いです。
しかし、皮むけがひどく、ガサガサしたり、ヒリヒリとした痛みが生じてしまうと、洗顔と保湿だけでは不十分なこともあります。
また、表皮がはがれてしまってヒリヒリとするような状態までなると、保湿クリームなどの化粧品が刺激となってしまうこともあるのです。
そこまで鼻の皮膚が悪化している時は、角質層や毛穴に浸透しづらく、肌の保護のみをしてくれるワセリンで回復させてあげると良いでしょう。
しかし、ワセリンはあくまで保湿はせず、保護の役目になりますので、皮むけが改善してきて痛みが無いようなら、いつもの保湿に切り替えてあげてください。
鼻がヒリヒリする時の対策2つ
鼻がヒリヒリする時の対処法としては、刺激を避けることと保護することの2つです。
1つ目の刺激を避けるためには、できるだけ触らない。それが1番です。
ただ、鼻水がどうしても気になるという方は、保湿のティッシュを使う、状況によってはガーゼなどの優しい布を使用するのも良いでしょう。
鼻水を抑えるために風邪、花粉症の薬を適切に飲むことも有効です。
2つ目の保護のためには、ワセリンを塗る、マスクをするなどの方法もあります。
優しく保護して、ゆっくり回復するのを待ちましょう。
髪の毛が乾くとパサパサになるのはなぜ?しっとりさせる乾かし方
まとめ
鼻だけではなく、肌は日々変化しやすい部分です。
呼吸によって体外の侵入物を受け入れる鼻の周囲は、いつも過度な刺激に侵される危険があります。
肌をいたわってあげるのはもちろんですが、体調の不良は早めに回復し、肌が荒れる原因を取り除いてあげることが一番の早道かもしれませんね。
コメント