12月ごろから本格的に流行する病気、インフルエンザ。
日本の学校では学級で一定数の感染者が出ると、学級閉鎖という形で感染の拡大を食い止める処置がされます。
そこでよく出る疑問が、「元気な子供はどう過ごすのが正解なの?」です。
本記事では、学級閉鎖時に元気な子供はどのように過ごせばいいのか、外出は可能なのかどうか等についてまとめました。
もくじ
インフルエンザで学級閉鎖のとき塾は休む?出席する?
学級閉鎖には、感染はしているが発症はしていない子供を休ませて他の子供との接触を無くすことにより、感染拡大を防ぐ狙いがあります。
そのためインフルエンザで学級閉鎖の時には、元気な子供でも原則外出することは控えるべきとされています。
なので原則は、元気な子も塾などは休むべきでしょう。
そもそも、塾によっては学級閉鎖の子供の通塾をNGとするところも多いです。
理由としてはインフルエンザが流行する時期は11月〜2月で、受験生にとっては超超超大事な時期だからです。
もしインフルエンザが塾内で大流行してしまうと、塾の合格実績に響きかねません。それでは塾も困りますよね。
またもし学級閉鎖の子供が塾に来ていたとなると、保護者の方からもクレームが来てしまいます。
また個人経営で同じ学校の子供が多く通う塾では、学校と同じく一気に集団感染する可能性があるため、塾自体が休みになる可能性もあります。
流行を防ぐためにも、原則塾も休ませるようにしましょう。
また休む際には塾に連絡を取り、補講などを組んでもらうようにすると良いです。大体の塾は対応してくれます。
塾により学級閉鎖の対応は違う!
前章では、原則塾は休むべきだ、というお話をしましたが、実は塾によって学級閉鎖時の対応は異なります。
例えば講師の方の人数が少ない塾では、学級閉鎖で休んだ子供達全員に補講をしてあげることが難しいですよね。
また、様々な学校の子供が集まる塾なんかだと、集団感染の可能性が低いため塾に来て構わないという判断を下す場合もあります。
せっかく月謝を払って塾に通っているので、もし塾側が来て欲しいという対応を取っている場合は止むを得ず塾に行くのも構わないと思います。
その際にはマスクをする、なるべく周りの子供と話さないようにするなど、感染の拡大を防ぐように心がけさせましょう。
学級閉鎖で元気な子も外出できないの?
いままでの章では、学級閉鎖時に元気な子供が塾に行くことに関しての意見を綴りました。
塾には原則行かないことを推奨しましたが、他の外出も同様になるべく避けるべきでしょう。
ただ、子供としても一日中家で勉強したりは嫌ですよね。笑
不満がつのって勝手に外出しちゃう‥なんてことが無いように、子供が家でおとなしく過ごすための作戦をいくつか教えます!
1)DVDレンタル
TSUTAYAやGEOなどのレンタルビデオショップで、子供の好きなDVDを借りてあげましょう。または、いまはamazonプライムなど動画見放題サービスもたくさんあります。
映画なんかだとかなり時間が潰せますし、見るものを選べば勉強にもなります。
普段部活動で忙しくて映画なんかを見ることが少ない子供にとっては、なかなか有意義な時間になります!
2)ちょっといい出前をとる
お昼にいい出前をとってあげるからおとなしく家で過ごしててね、というのは子供を家の中で過ごさせる魔法の呪文です(笑)
お昼ご飯が楽しみだと、午前中に勉強なんかも頑張れるかもですね!
3)ゲームやスマートフォン
普段家でスマートフォンを使う際に、ルールを設けている家庭も多いと思います。
1日1時間、リビングでのみ使う‥などなど。
普段学校で過ごす時間が丸々なくなるので、子供にとってはなかなか退屈です。
学級閉鎖期間は解除してあげると、おとなしく過ごしてくれる可能性大です(笑)
4)勉強を少しさせる
学級閉鎖が数日にわたる場合は、毎日だらけてしまうと学校が再開したときに行くのが億劫になってしまいます。
そのため、少しだけ子供に勉強をさせることをお勧めします。
学習時間のオススメは朝です。
早起きして30分から一時間ほど勉強、後は自由にしてていいよ!と指示すると積極的に取り組んでくれます。
5)読書
読書が好きな子供であれば、本を買ってあげるのはとてもいいと思います。
時間を忘れて一日本を読める日なんてなかなかないですから、本好きの子にとっては贅沢ですよね!
普段全く本を読まない子にも、きっかけとして買い与えるのもアリかもしれません。途中で飽きてしまう可能性大ですが…笑
まとめ
本記事では学級閉鎖時の対応についてまとめました。
原則としては、外出しないことが大切です!
ただどうしても外出が必要な場合はマスクを着用するなどしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さまインフルエンザにかからないよう、体に気をつけてお過ごしくださいね。
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