リゾートバイト人見知りでも大丈夫?ぼっちで孤立する?いじめはある?

仕事


全国各地の観光地に住み込みしながら働けることでも憧れのリゾートバイトですが、それはつまり集団生活を意味します。

なかには相部屋、寮生活などの職場もありますから、やっぱり気になるのは人間関係ですよね。

とくに人見知りだったりすると不安になるのは、ぼっちで孤立してしまうのではないか? 意地悪な人がいていじめにあうのではないか? という点だと思います。

慣れない土地でぼっちやいじめなんて、想像しただけでも地獄のようです……。

今回はそうした不安を解消できるよう、リゾートバイトの実態を交えながら対策、心構えをご紹介します!

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リゾートバイトに人見知りで参加してみた!体験談

何を隠そう私は、現役リゾートバイターにして学生時代は図書館と保健室が教室代わりだったツワモノです。

学生時代から極度の人見知りで、荒療治も兼ねて接客系のリゾートバイトを経験しました。

たくさんの失敗を経験して、今では作り笑顔と世間話いうなんとか世間に通用する武器を手に入れることができました。なんとか戦っていけそうな装備です。

そうした面で言えば、リゾートバイトは人見知りを解消して人付き合いのスキルを身に着けたい方にとっておすすめのアルバイトです。

 

まず普通のアルバイトと異なる点として、リゾートバイトは「期間を決めて共同生活しながら毎日ほぼ同じ人と顔を合わせてはたらく」ことになります。

普通の飲食店のバイトであればシフト制がほとんどですから、毎日同じ顔をみることはあまりありません。

店長の顔を20日くらい連続で見たことはありますが……。それは私と店長が常識はずれの連勤を重ねたせいなので、通常そうしたことは起こりません。

 

そうなると、例えば苦手な人がいたとしても数日に一度シフトがかぶるだけなのであまり気にはなりません。かぶっている日に足取りが重くはなりますが「辞めてやる!」とまではなりづらいです。

ですがリゾートバイトは基本的にフルタイム勤務です。週4~8日の休み以外は毎日同じところで同じ人と顔を合わせることになりますから、もし苦手な人がいた場合は足が重い日が毎週5~6日続くことになります。

それどころかその嫌いな人と寮まで同じ、もしかしたら部屋まで同じ、なんてことになる可能性もあります。もうそうなったら「辞めてやる!」って思います。

「辞めてやる!」という精神状態になりやすい環境である、という点がひとつ、普通のバイトとは異なる点なんですね。

しかしこれをデメリットと取るのは早計です。なぜなら「こんなの人生でこの先も絶対ぶち当たる壁」だからです。

 

どんなに温厚そうな人にだって、、嫌いな人はいます。

温厚そうな人は「温厚そう」という印象を崩さないまま嫌いな人とも付き合えるスキルを携えているから「温厚そう」なのです。

人見知りというのはそうした面倒な人付き合いを極端に避ける傾向にありますから、嫌いな人間と表向きは良好な関係を維持しながら付き合っていく、という社会人必須のスキルを鍛えられないままになっている可能性が大きいです。

 

その点リゾートバイトは無理矢理にでも付き合っていく必要がありますから、学校や友人グループのように簡単に人を避けることができません。人見知りの荒療治に最適だと思います。

それでも耐えきれずに夜逃げしてしまう人もいるのが事実です。

実際に前日まで仲良くしていたはずの人が翌朝いつまで経っても起きてこないので様子を見に行ったら夜逃げしていた、という例にも遭遇しました。

ただ、実態として本当にブラックなバイト先もありますので、追い詰められて無理だと思ったら辞めてしまうのも仕方ありません。

大切なのは「できるだけ普通に働ける職場を探す」ことです。

これさえうまく行けばリゾートバイトは80%成功です。友達、彼氏彼女もたくさん作れますよ。

そんな良い思い出を作るために重要なのは「派遣会社を利用する」ことと「派遣会社に臆しない」ことです。後ほど詳しく解説していきますね。

リゾートバイトでぼっちで孤立?したくないなら

人見知りであれば気になるのが配属後の人間関係。別に深い仲にならなくてもいい、浅くてもいいから仲良くしていたい。ぼっちは辛い……!

ごもっともです。ぼっちになるか否かは主に二つの要因によって決まると言っていいでしょう。それは

 

・職場の雰囲気

・あなた自身の人柄

 

です。この二つがうまくいけば、本当に楽しい思い出をたくさん作りながらお金を稼ぐことができます。どういうことか詳しく説明していきます。

まず職場の雰囲気ですが、これは実際に配属されてみないとわかりません。ただ、事前に聞いてある程度の情報を得ることができます。ホテル名や周辺環境を検索して調べておくことで、心の準備をすることもできます。

 

基本的には高齢の方が多すぎる、客単価が高すぎる/低すぎる、離職率が高すぎる、継続希望者が少ない、などの特徴にあてはまる案件はブラックな職場である可能性が高いです。

事前に派遣会社へ全て訊ねておくことでブラックな職場を避けることができますので、挙げた事柄は最低限確かめておきましょう。

 

つぎに人柄ですが、こればっかりは生まれつきや環境に左右される部分もあるので努力だけでは変えられない部分もあります。しかし、職場の雰囲気よりは遥かにコントロールしやすい事柄でもあります。

じつは、ぼっちにならないために必要なことなんて全然大したことありません。

リゾートバイト先の社員さんや先輩の立場に立って考えてみましょう。

彼らはあなたに何を望んでいるのでしょう。

単純に労働力。次に、うまく馴染んで仲間になってくれること

別に卓越したトークスキルで職場に華を咲かせて欲しくてあなたを雇うわけではありませんので、口下手だなんて気負わなくても大丈夫です!

そして、労働力になるために雇ったとはいっても、この記事を読んでいるあなたはおそらくリゾートバイト初心者でしょう。

つまり未経験、もしくは同業他社で経験はあるけど住み込みの仕事は初めてという条件で時給が決まり、採用されるわけです。

正直言ってはじめの数日は労働力にはなりません。覚えることで精一杯でしょうし、向こうも教えることで手一杯です。

だというのに、無情なことにあなたの印象はファーストコンタクトで決まります。顔、声、髪、表情、体の動きなどです。

 

次に重いウェイトを占めるのは、その後のあなたの仕事ぶりをみたり挨拶をかわしたりする初期経験です。

つまりあなたが最も労働力として力不足な時期に、慣れない環境であわあわしている間に、相手から見たあなたの印象は決まってしまうということです。とっても理不尽で、一方的ですよね?

そこで「いや、自分は仕事ができるからそんなことは心配していない」「慣れない環境でもマイペースを貫ける」といえるような方はそもそもこの記事を読んでいないと思うので、もう少し現実的に突っ込んだ話をします。

繰り返しますが、相手は最初の数日であなたという人間を評価します。あなたが労働力として最も無価値な数日の間に、です。

それに対してあなたが労働力で評価してもらうことは現実的に不可能です。仕事は忙しく、慣れない環境での生活にも適応していかなければなりません。

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そんな厳しい状況下に置かれたあなたは何を提示して、相手に認めてもらいますか?

一芸に秀でている場合や、格別に顔が良い場合、天才的な記憶力がある場合はこんな問いかけは不要かもしれません。自分を一般的な能力の人間だと自負している方に問いかけます。

あなたは何をもって、相手に自分を認めさせますか?

結論から言えば「笑顔で挨拶」「返事は元気すぎるくらい元気に」「メモしてでも名前を早く覚える/さりげなく呼ぶ」「動作をきびきび行う」だけであなたは認められて、信用を得られます。

 

平均的な能力の持ち主であるあなたが相手に提示できるのは「可能性」しかありませんし、相手方もそれを理解しているためです。たったそれだけでいいのです。

まだ名前以外なにも知らないあなたに信用を与え、と好意を持つために、相手はあなたが今後も頑張って働いてくれる(労働力となってくれる)可能性に賭けます。

だからあなたは、この人は近い将来仲間となって頑張ってくれるだろう、という予想を相手に持たせるような振る舞いをするしかないのです。

 

しかし逆に、それさえすれば相手はあなたを仲間と認め、快く迎え入れてくれます。

これにはリゾートバイトという雇用形態の特殊性が関わってくるのですが、ひとまず信じて取り組んでみてください。

人からの信用を得れば、あなたがぼっちになる心配なんてありません。友達も、彼氏も彼女も作れるようになります。きっと、人生全般に言えることだと思います。

 

実際、私がそうでした。仕事をしに行っているのだから挨拶は最低限で良いだろう、仕事を教えるのはこの人の仕事なのだから覚えさえすればメモも返事もおざなりで良いだろう。そうタカをくくって仕事をしていた私はすぐに孤立しました。

仕事自体は完璧にこなせていたのに、何をしてもちっとも褒められず、毎日が本当に楽しくありませんでした。

結局その職場は期間を早めてもらい、早期退職する運びとなりました。

最終日、数人から「おつかれ」という簡単な別れの言葉を背に受け、私は一人電車に乗って自分の振る舞いを見直しました。

仕事に関しての信用はあっても、人間性に信用がなかったのだと気づいたときには、もう手遅れです。

そこから学んだこととして、お伝えしておきます。

 

相手はどこまでも冷徹に「今のあなたができること」を理解しています。それは「できるのにやっていない」部分が筒抜けであることを意味します。見ていないようで、しっかりと見られています。

そして相手から「できるのにやっていないんだな」と思われた瞬間、信用はがくんとなくなります。

派遣先の会社から見ればリゾートバイトは派遣社員ですから、自社の社員、バイトではありません。つながりは希薄ですがそのぶん、「今のあなたができること」を一生懸命しているか、そのあたりはとても冷徹にチェックされています。

だから、誰でもできる「挨拶」「返事」「動作」だけは怠ってはいけません。逆に、それさえ怠らなければ、あなたのリゾートバイトは華々しいスタートを切るでしょう。

リゾートバイトでいじめは実際あるの?

これも職場と人柄による部分が大きいのですが、いじめがはびこっている職場というのは確かに存在します。

それは、たいていのリゾートバイトの求人が、田舎の古く大きな旅館から出されていることに関連しています。

まず、田舎では都会のように人間が流動しません。それは古い体制や慣習が残り続けることを意味します。

古い、というのは、そうした慣習に歴史が加わってしまうことを意味します。

 

大きな旅館、というのはそうした慣習やコミュニティに属している人間が多いためにその世界が狂っていても気づきにくく、すでに独特の世界が形成されてしまっている可能性があることを意味します。

いじめが起こっていたとしてもいじめっ子は田舎であるためにそこから動かず、歴史があるため断ち切るタイミングを失い、世界がなまじ大きいために自分たちがおかしいことに気づきにくい、という状況は、リゾートバイトをしていれば必ず目にします。

これをいち派遣社員のあなたが変えるのははっきり言って無理です。

それだけ歴史の重なったいじめの連鎖を断ち切るには力不足です。ではどうすればいいのか。逃げることです。

 

幸いリゾートバイトは、派遣社員という扱いなので責任もないに等しく身軽です。

雇用主も派遣元ですから、派遣先の旅館などとあなたに直接の関係はほぼありません。

そうした背景を踏まえて、いじめが蔓延している職場に直面した場合に取るべき行動は「逃げる」以外にありません。

せめて逃げる前に派遣元の担当者に連絡を入れましょう。

「職場の雰囲気がとても悪く、とても続けられそうにないので辞めたい」と正直に伝えて去りましょう。

そうした雰囲気が蔓延している職場で我慢したところで、得るものは何もありません。

どうしても立場上弱くなってしまうのがリゾートバイトの短所です。配属後、あなたがどれだけ一生懸命に頑張っても良くならない、おかしいと判断したら逃げることで自分を守りましょう。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。なんだか脅かすような記事になってしまったかもしれませんが、ここに書かれていることは学生生活や社会人として至極当然なマナーでしかありません。

逆に言えば、リゾートバイトとして派遣される人の中にはこうしたマナーすら守れない方が一定数いて、そういうマナーのない人が多く派遣されてしまったために受け入れる会社も見極めざるを得なくなっているのが現状です。

普通の就職であれば、入社までに多くのテストを課してその人の力量や人柄を見ます。が、リゾートバイトは面接すらありませんから、配属数日で人柄を見極めようとするのも仕方ないといえば仕方ありません。

そうした背景を知ってみると、どうでしょう。意外と怖くないのかなって気になってきませんか? 派遣先はなにもあなたをつぶさに観察して評価してやろうと思っているわけではなく、仲間になってくれる人かどうか知りたいだけなのです。

そしてそのために見られる部分は人として最低限のマナー。

「笑顔で挨拶」「返事は元気すぎるくらい元気に」「メモしてでも名前を早く覚える/さりげなく呼ぶ」「動作をきびきび行う」

人と信用を築く上で土台となる部分であると同時に、人見知りにはどれもハードルの高いコミュニケーションですよね。だからこそ、人見知りの方にこそ、リゾートバイトの経験をしてほしいと思っています。

きっとこれまで見えなかったものや、絶対に得られなかった経験を得られると思います。派遣会社と十分に話し合うことだけは徹底してくださいね!

それでは、ご覧いただきありがとうございました。

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