塾講師の向き不向き適性は?向いてない人向いてる人を現役塾講師が解説

仕事


みなさんは塾講師という仕事にどんなイメージを持っていますか?

予習などで忙しい仕事、子供の進路に関わるプレッシャーの大きい仕事というように大変なイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?

しかし一方で子供と仲よくなれる、合格させるやりがいがある、人に教える事が上手くなるなどという点から、挑戦してみたいという人が多い人気の仕事でもあるんです。

特に大学生の方で、中学や高校時代にお世話になった講師の方に憧れてアルバイトで塾講師をしてみたいという声はよく聞きます。現役塾講師としてはとても嬉しいこと。

そんな中、よく大学生の方からされる質問があります。それは「自分は塾講師に向いているだろうか?」というものです。

人前に立つ仕事なので、適性は気になるところですよね。

本記事では現役塾講師である筆者が、塾講師への適性論をまとめました!あくまで私自身の考えなので、参考の1つとして読んでいただけると嬉しいです。

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塾講師に向き不向き、適性ってある?

結論から言うと、あります。

これはある意味あたりまえで、そもそも向き不向きがないものってこの世の中にめちゃめちゃ少ないですよね。というか、ない?

当然、塾講師にも向いている人と向いていない人はいると思います。

もし学生時代塾に通っていた経験がある方は、何人かの好きだった先生と何人かのイマイチだった先生の顔が浮かんだのではないでしょうか‥(笑)

ただ、ここで自分には向いていないかもとガッカリする必要は全くないです!

なぜかというと、塾講師への適性は才能というよりは意識の問題の方が大きいからです。どういうことか?次の章から詳しく述べていきます。

塾講師に向いてない人の特徴とは?

まずは、塾講師に向いていないと思われる人の特徴を2つ挙げてみました。

最初にも述べましたが、あくまで僕個人の意見なので参考までにしてください。

1】仕事に対するモチベーションの低い人

いや、当たり前だろ!って感じですよね(笑)

なぜこんな当たり前のことを書くのかというと、アルバイトは必要最低限の労力でこなしたいという意見を持つ方が多いからです。

アルバイトとしての塾講の魅力に、給与の高さが挙がると思います。

ただ塾講師の仕事は飲食店などと違い、生徒の成績や生徒からの人気による顧客獲得でアルバイトでも結果を出さなければならない仕事なので、なるべく楽して〜というスタンスだと生徒や周りの先生からの信頼が獲得できず、自分が辛いだけだと思いますね。

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したがって給与のみに魅かれている人は不向きと言えるでしょう。

2】できない人を見るとイライラしてしまう人

優しすぎる塾講師と厳しすぎる塾講師のどちらがよりダメか?

個人的には俄然、厳しすぎる塾講師のほうがダメだと考えています。

「どうしてこれがわからないんだ?」「こんなの簡単だよ!」「違う違う!!」・・・講師がこのような言葉をどんどん投げかけて、生徒が心を閉ざしてしまう場面を何度も見たことがあります。

生徒は講師に心を開かないと、ただ授業が早く終わらないかと待つだけの時間を過ごしてしまいます。

成績も伸びないし、なんなら塾を辞めてしまいかねません。

そのくらい講師との関係は大事なんです。

生徒が理解できるまで、ゆっくりと教えてあげる心の余裕を持つことがとても大切だと思います。

なので、自分よりレベルの低い人を見るとイライラしてしまう節がある方は、不向きと言えるかもしれません。

塾講師に向いてる人の特徴とは?

今度は塾講師に向いている人の特徴を3つあげてみたいと思います!

1】お節介焼きの人

個人的にとても大切な要素だと思っているのが「おせっかい」要素です。

生徒に信頼される講師になるためには、「この先生は自分たちのために一生懸命になってくれる」と生徒に思わせられるかがとても大切です。

生徒との信頼関係はやる気を引き出します。

質問対応を積極的にしたり、進路相談に乗ってあげたり、たわいない話を聞いてあげたり。

そんな授業以外の勤務姿勢が、思いのほか評価されるんです。

人のために動くのが好きなお節介焼きの人は塾講師に向いているでしょう!

2】子供が好きな人

これは絶対の条件ではないのですが、やはり子供たちに対してかわいいな、この子たちのために頑張りたいなと思えることは、自身のモチベーションを保つためにとても大切です。

子供好きの人は楽しめる仕事だと思いますね。

3】結果を自分自身の責任として考えられる人

塾講師は結果を残さなければならない仕事です。

生徒の成績も生徒からの人気もすべて、自分の行動次第ととらえられる人は強いですね。

逆に何かあった時にまわり環境のせいにしがちな人は伸びないと思います。

自分を高めることにこだわれる人は大成します!

スポーツや音楽なんかを学生時代に本気でやっていた人は、ギュンギュン伸びる印象があります。

まとめ

ここまで読んでいただいた方の中には「人に教えるのが得意」「ユーモアがある」などの要素がなかったことに驚いた方も多いのではないでしょうか。

確かに塾講師の適性では、そういう才能の部分も大きく関わるのは事実ですが、それって自分には判断できないですしやってみなきゃわからないですよね。

なので本記事では言及しませんでした。

塾講師という仕事は、特別カリスマ性がなくたって、意識の持ち方次第で成長できる仕事です。

ぜひ塾講師の仕事に挑戦してみてください!

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