忙しかった転職活動も終わり、ようやく初出勤の日にちが決定! いよいよといったところで急に不安を感じてしまうこともありますよね。
一度緊張してしまうとどうしてもネガティブに考えてしまったり、どんな流れになるのか気にしすぎてしまったり。
そんな不安を解消すべく、転職初日を晴れやかな気持ちで迎えられるような情報をまとめましたので御覧ください!
初出勤で緊張と不安がピークに!解消法
採用担当や部長、役員とは面接をしたけど職場の同僚に顔を合わせるのは初めてで緊張してしまう、という場合もよくあります。
ですが、どれだけ考えても答えはでません。なぜなら実際に配属されて仕事を初めてみないと、環境はわからないからです。
それでも考えてしまう、落ち込んでしまうループに入ってしまった場合は、そこから抜け出す必要があります。
一度整理してみるのが大切です。
まず、同業他社への転職の場合、細かな部分は違ってもこなす仕事は大差ないはずです。経験を買われて転職するのですから、胸を張って自分がこれまで成し遂げてきた仕事を思い出してみましょう。
うまくいったことばかりではないかもしれませんが、失敗しても諦めずにこなしてきたからこそ培われたものがあるはずです。転職先の会社はそれを買って、あなたを新たな仲間に迎え入れてくれるのです。
怖がる気持ちもあっていいのですが、そうした期待をかけられる自分の能力や転職先の採用担当者の目を信用してみてもいいのではないでしょうか。そして思う存分、あなたの能力を活かしてみませんか。
対して、未経験の職種、業種への転職だった場合、緊張するのは当然とも言えます。むしろ未経験の仕事へ飛び込むのに緊張していないのはよほどの天才か……無鉄砲でしょう。
その緊張はおそらく「うまくやれるか不安」といったものではないでしょうか。やったことがないから、うまくこなせるか不安。そう考えてしまうのではないでしょうか。
もし、そうした不安をいだいているのであれば、不毛だとしか言えません。うまくやれるはずがないからです。やったことがないのだから、当たり前です。
やったことがないのにそつなくこなせる人がいないわけではありません、ですがそれは本当に稀なパターンではありませんか?
転職先も未経験のあなたを雇う以上あなたに即戦力としての期待をしているわけではありません。もしそうならその企業はとても非効率で非常識な採用を行っていると言わざるを得ません。
はじめはたどたどしく、何度も同じことを聞いてくるだろう、それでも長い目で見ればウチで必ず活躍できる、そう信じてあなたを未経験ながら採用しているということの意味を考えてみませんか。
身構える必要はありません。
現にこうして転職前に緊張して記事を検索するような真面目なあなたが少々のことでへこたれるわけがないのですから、胸を張って教えを乞いましょう。転職先もきっとあなたのそうした姿勢を期待しています。
職務上のことではなく人間関係に悩んでいる方もいるかも知れません。でも、それこそ入ってみなければわからない部分ですから、今からあれこれ考えるのはやめましょう。
それよりも、配属初日に困らないよう、採用担当者へ流れの確認をしておくと心の余裕が持ててうまく馴染める一歩になるかもしれません。
転職初日の流れを把握して心の準備
何時にどこへ行けばいいのか教えてもらったけれど、その後の流れを全く知らない、もしくは軽く説明を受けただけで全然イメージがわかなくて不安……という場合もありますよね。
そんなときは、単刀直入に担当者へ聞いてみましょう。
聞き方として失礼でない言い方をするなら
「○○日よりお世話になる○○と申します。転職初日の流れをもう一度ご説明いただきたくご連絡差し上げました、ただいまお時間頂いてもよろしいですか?」
といったものでよいと思います。
失礼ではないですし、あなたが集合時間などで何度も説明を求めているなら「理解する気がないのか」と思われても仕方ないですが、ふつう転職初日は不安に思うものです。
こうした聞き方であればむしろ先方も「転職初日流れを今から気にする、真面目な人だな」「頑張ってくれそうだ」という印象を抱くのではないでしょうか。
他に心の準備としてできることといえば、転職先のことについて徹底的に調べておくこともおすすめです。
その後、業務に就く際にもスムーズに理解ができるでしょうし、同僚との話のタネにもなります。というより、調べておくべきかな、と思います。
あとは、転職初日はスピーチを求められることがあります。簡単な自己紹介に加えて前職でどんなことをしていたのか、などを数人もしくは数十人へ発表する機会が設けられている場合があります。
人前で話すことに慣れている方であれば問題ないかもしれませんが、人前に立つのが苦手な方にとってはただでさえ苦手なスピーチを転職初日に行わなければならないわけですから、なんの準備もせず即興で臨むというのはとてもキツイ時間になりそうです。
そうした場を想定して話す内容を予め用意しておくのも、心の準備をする上では有効です。
転職の挨拶スピーチ例文紹介。用意があると安心!
簡単な自己紹介、前職について、今後の抱負などを簡単にスピーチできれば大丈夫です。
職場の年齢層や雰囲気にもよりますが、あまり深く説明する必要もありませんし、転職初日の挨拶で鋭い質問が飛んでくるとも考えにくいです。ある程度の準備をしておけば大丈夫でしょう。
自己紹介については名前、年齢、配属部署、職種などが折り込まれていることを確認しましょう。前職は社名については言いたくなければ言わなくても良いので、職種(営業など)だけを簡単に伝えましょう。扱っていた商材については多少補足しても良いかもしれません。
今後の抱負についてはできるだけ会社、部署の目標に近いものを挙げましょう。前年比○%の利益を目標としている会社であればそれを盛り込んで自分の目標を話せれば上出来です。
具体的には、
「おはようございます、本日より一緒に働かせていただきます〇〇と申します。前職では営業を担当しておりましたが、ご縁があって皆様とご一緒させていただくこととなりました。
趣味はフットサルで、身体を動かすことが大好きです。27歳なのでそろそろ息切れしやすくなってきましたが、まだまだ頑張っていきたいと思います。同じご趣味の方がおられましたら、ぜひご一緒しましょう。
今期の目標は前年比○%の売上を達成することだとお聞きしましたので、一日でも早く皆様と一緒に力になれるよう頑張ります。ご迷惑をおかけするかと思いますが、よろしくお願いいたします」
といった内容でまとめれば、伝えるべき情報や熱意も伝わり、今後同僚との世間話もしやすくなるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。転職初日はなにかと勝手がわからず緊張してしまうのも無理はありません。むしろ健全だと思いますし、それだけ真剣である証拠だとも言えます。すぐに転職してやろう、といった意気込みで入社する人はそこまで緊張しません。
忘れずにいてほしいことは、転職先の人たちも緊張していることです。
明日から自分の職場に知らない人がくるのですから、どんな人なのだろう、嫌な人だったらどうしよう、仲良くできないかもしれない……今のあなたと同じようにそう考えているのです。
そんな相手にとってなにより大切なのは「あなたがこれほど緊張しながら転職初日のことを考えている」ということです。相手はあなたがこれほど実直に考えていることを知る由もありません。だからこそ緊張していることを誇っていただきたいと思います。
その緊張が転職先の人たちと馴染み、溶け込み、新たな活躍の場になるためのきっぷになってくれると考えましょう。
ほんの少しでも緊張をほぐすきっかけになれることを願っています。ご覧いただきありがとうございました。
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