七夕がやってきましたね!
七夕は、大人にとっては特に一大イベントでもないのですが、子供と過ごしていると、保育園・幼稚園で笹の葉に短冊を飾ったりと、ちゃんと行事として生きているんだなあと実感します。
今回は、七夕にそうめんを食べるとされているのはなぜ?その由来と、子供が喜ぶ献立を紹介します。
もくじ
七夕にそうめんを食べるのはなぜ?
七夕にそうめんを食べる理由としては、諸説あります。
中国古代の菓子で無病息災を祈った説
平安時代、七夕の儀式で、「索餅 (さくへい)」という小麦粉でった菓子がお供えされたと言われています。この索餅、もとは中国から伝わってきた小麦粉料理。古代中国で7月7日に死んだ帝の子の好物であった索餅を祀ることで、無病息災を祈ったそうです。小麦粉を縄のように編んだ菓子で、そうめんの原型と言われています。
そうめんを天の川に見立てた説
そうめんを、織姫と彦星の間を流れる天の川に見立てた説です。
そうめんを糸に見立てた説
そうめんはまるで糸のようですよね。織姫にあやかり裁縫の上達を願い、糸に見立てたそうめんを食べる説もあります。
神様に小麦の収穫を感謝する説
七夕は夏の行事と今は思いますが、7月は旧暦で秋。小麦の収穫を神様に感謝するいわれがあります。
七夕そうめん 子供と楽しむには
七夕の行事食そうめん。行事だから食べる…のではなく、せっかくだから子供を楽しませてあげたいですよね。
一緒に食べる、だけではなく、一緒に作るからスタートしてはいかがでしょうか?
そうめんって、基本の調理はゆでるだけなので、子供と一緒に調理しやすいです。
未就学児でもお願いできる調理は、鍋の中のそうめんをかきまぜること。そうめんは茹でる際に、湯がもりもり湧き上がってくるので、子供が興奮すること請け合いです。
ほかに、そうめんの飾りつけとしてオクラの星型カットやにんじんの型抜き、ハムやかまぼこ切りも小さい子でもできます。
薄焼き卵も親が隣で見ていれば、簡単にできますよ。
自分で作った達成感を味わえること、自分で作ったものを食べられること、子供はすごく喜びます。
そうめん調理は大人がやれば数十分で終わるけど、子供と一緒に作ったそうめんは格別です。七夕そうめん、ぜひ子供と一緒に台所に立つ機会にしてみては?
七夕パーティメニュー 子供が喜ぶのはコレ
今宵は七夕パーティ♪と思ったときに、子供が喜ぶおすすめのメニューを紹介します。
■色つきそうめん
色つきそうめんは陰陽五行説の五色(ごしき)に由来し、厄除けの意が込められています。いつも食べてるそうめんも、色が付いてるだけで子供たちのテンションは上がります!調理方法は通常通りで負担は増しません。ぜひ七夕パーティには五色そうめんを茹でてみては?
■ちらし寿司
そうめんと散らし寿司。これだけで充分様になります。散らし寿司も子供と一緒に調理できる過程がたくさんありますし、一気にパーティっぽくなるのが嬉しいですね。
■焼き物・揚げ物(焼き魚・から揚げ)
そうめんと散らし寿司では、少しボリュームが足りないので、焼き魚やから揚げ、コロッケなど揚げ物をプラスしてあげるのもよいですね。揚げ物は惣菜で充分!
■デザート
パーティだからデザートもほしいところ。定番ですが、ゼリー・和菓子・フルーツポンチ・白玉団子・あんみつなどはいかがでしょう。
上記のデザートはいずれも簡単にできるので、子供と一緒に調理できますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クリスマスや正月の行事食と違って、簡単にできるところが七夕メニューの嬉しいところ。
ぜひ子供と一緒に台所に立ち、作る過程から楽しんでください。その際に、七夕の由来なぞも教えてあげるとよいですね。
すてきな七夕パーティになりますよう^^
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