節分の季節になると、スーパーやコンビニにずらっと並ぶのが当たり前になった恵方巻。
太い恵方巻ですが、実は江戸時代から明治時代にかけて商売繁盛を祈ったりするために始まったと言われています。
昔は恵方巻ではなく、まるかぶり寿司、太巻き寿司なんて呼ばれていたそうです。
そんな恵方巻ですが、家族が揃う夕飯で食べることが多いかと思いますが、その時の付け合わせのメニューや恵方巻に合うスープ、献立に悩みますよね。
食べるなら節分に縁起の良いものを食べたいですよね!
どんな物が縁起物なのかも紹介します。
もくじ
恵方巻きの付け合わせアイデア5つ
恵方巻は節分の季節の夜にその年の恵方に向かって目を閉じて、無言で、1本食べきる!というもの。
この1本丸かじりする意味は”縁を切らない”という意味があるそうです。
わが家は1本無言で食べきった事がありませんが…みなさんはどうですか?
(みんな無言で食べきってるのかとても謎です…。)
そんな恵方巻は七福神にちなんで具材は7種類!
・かまぼこ
・しいたけ
・きゅうり
・玉子焼き
・あなご
・でんぶ
今はこの7種類にこだわらないでもっと具材が増えていたり、海鮮や好きな具材を入れて巻いたりしています。
恵方巻を食べるとこれだけでお腹いっぱいになりそうです。
ご飯として考えますから、その他に付け合わせとして考えると、どんな付け合わせがいいでしょうか。
1.揚げ物
どうしてもお寿司はさっぱりと食べれてしまうので、がっつりとしたおかずが欲しくなります。
そんな時は、子供も大好きな揚げ物を!
唐揚げ、コロッケ、天ぷら、とんかつ、エビフライなんかおすすめです。
恵方巻きと一緒に、惣菜コーナーで簡単にそろえられるので、節分の夜は手抜きご飯・・・もたまにはいいですよね?!
2.煮物
具だくさんの煮物は、たくさん作っておけば何かと重宝します。
しかも作り方もそんなに手間がかかりませんし、野菜もたくさん取れますよね。
筑前煮、五目豆なんかおすすめです。
3.魚料理
節分と言えばイワシ。
冬を代表する魚のイワシですが冬の弱い魚を追い出して春を迎えよう、と言う意味があるそうです。
イワシの天ぷら、イワシの大葉巻きフライ、イワシの梅煮。
イワシにこだわらずお刺身でもいいですね。
マグロ、サーモン、タイ、ホタテお刺身の盛り合わせなら豪華な一品です。
4.茶碗蒸し
温まりそうな茶碗蒸しは、寒い時期にある節分におすすめです。
私も家で作りますが、作り方も実はそんなに難しくなく、今はレンジで簡単に作ることが出来ます。
家庭料理なんですから、料亭みたいにしなくていいんですよ。気張らず、具材もたくさん入れて作りましょう!
5.副菜、おつまみ系
副菜をいくつか作って、足りない野菜を補いましょう。
旦那さんのおつまみにもなるような副菜がおすすめです。
お浸し、きんぴらごぼう、ひじきの煮物、こんにゃくの炒め物、白和え、タコの酢の物、ポテトサラダ、湯豆腐なんかもいいですね。
簡単そうに見えてじつは一番、手間ひまかかっているんですけどね^^;
恵方巻きに合うスープ・汁物3つ
恵方巻の付け合わせの献立が決まったら、後は汁ものも考えましょう。
スープや汁ものはいつも作っているようなものでもいいかと思います。
恵方巻と汁ものって合いますよね。
でも、スープと言ってもコーンスープやミネストローネなんかはちょっと合いませんよね…。
そこで、やっぱりみそ汁やお吸い物がいいかと思います。
1.味噌汁
やっぱり日本人なら、みそ汁ですよね。
定番ですが、間違いない汁ものです。
恵方巻ともよく合います。
具材はあさり、しじみ、定番の豆腐にワカメ、あおさもおすすめです。
個人的には、あおさのみそ汁は海苔の風味が良くて大好きです。
2.お吸い物
サッパリしたお吸い物もまた、恵方巻にぴったりです。
恵方巻のご飯は酢飯が多いので、お吸い物がよく合います^^
3.けんちん汁
具がたくさん入ったけんちん汁は野菜も摂れて、体も温まって一石二鳥!
具材はごぼうや人参、大根と言った根野菜をたくさん入れれば体もポカポカ。
節分に食べる縁起物を一挙紹介!
節分に食べる縁起物ってあまり知られていませんが、恵方巻以外にもたくさんあるんです。
【いわし】
鬼はイワシのにおいが嫌いと言われています。
その為、鬼を追い払うものとして食べられてきたようです。
昔は節分の日にはイワシを塩焼きにして、頭を柊の枝に刺して戸口にかけていたなんて言われています。
柊鰯と呼ばれていたそうです。
地域によってはイワシではなく、サンマやエビのところもあるそうです。
【こんにゃく】
こんにゃくは昔”胃のほうき”なんて言われていたそうです。
体の毒を出す、と言う意味で節分にも食べられるそうです。
【けんちん汁】
たくさんの具材が入ったけんちん汁も、縁起物と言われているそうです。
昔からお祝いの席でのご馳走だったようです。
【大豆】
季節の変わり目の節分に、鬼に嫌なことをされないように豆を巻き始めたそうです。
豆は魔(ま)を滅(め)するとも読め、鬼が集まってきやすい節分に豆をまくことにより無病息災を願ったそうです。
【そば】
色々な説がありますが、細長いそばを食べることで長生きを願い、細くすぐ切れるので災難を断ち切る事を願った説があります。
【豆腐】
昔から白い豆腐は邪気を払追い払ってくれるほどの霊力があると言われてきました。
邪気を追い払ってくれるのは白い豆腐を言いますから、しょう油ではなく塩をかけて食べましょう。
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恵方巻きの付け合わせまとめ
恵方巻、節分については、知ってるようで知らないことだらけですよね。
恵方巻を食べる節分は、年間で1番寒い季節です。
縁起物をしっかりと頂いて、家族みんなで無病息災を願いましょう!
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