保育園見学で聞くこと見るポイント。保育園の選び方 体験談

子育て


保活、お疲れ様です!
と、思わず冒頭から声掛けしてしまうほど、本当に保活って大変ですよね・・・。

さて、今回は保活のメインミッションである保育園見学の際に、聞くこと・見るべき点をご紹介。独自観点ながら、保育園見学~選び方までの基準もお伝えします

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保育園見学で聞くこと7つ

保育園の見学で保育士さんに一体何を聞く?
聞くことリストを挙げますねので、ご自身の関心に合わせてご利用ください。
聞いたときの保育士さんの反応で、読み取れることは多いと思います。

・延長保育や土曜保育の利用状況

延長保育の時間や土曜保育の有無については案内を見れば分かることですが、実際の利用状況は聞いてみないと分かりません
延長保育をやってはいるが、あまり歓迎されないことは割とあります。私の園は20時まで延長保育対応していますが、恒常的に20時まで預けている子どもは100人中1人。土曜保育も同じで、実際利用している人は1人、場合によっては利用者0の園も全然あります。

延長保育も、土曜保育も1人の園児のために運用されている・・・となれば、園側の対応もこちらの気持ちもギクシャクしてしまうこともあります。

・預けていいのは仕事のときだけ?お迎え前にスーパー寄るのはOK?

有給を取って自分の用事を済ませたいとき、子どもを保育園で預かってくれるのか?
あるいは、お迎え前にスーパー立ち寄りなど可能か?

意外とだめな園は多いです。我が家の通う園もダメです。一般的に認可園は就労以外の利用に関して厳しい傾向があります。見学時に「子どもはお母さんといるのが一番です」と保育士さんに言われたこともあります。

見学時(利用前)は気にしてませんでしたが、実際そこの園を利用していたら何かと不便があったり、揉めたりしたかもな~と思います。

・アレルギー対応について

これはアレルギーがあるお子さんをお持ちの方は必須で確認してください。保育園は大抵アレルギー対応していますが、具体的な方法を確認されると安心です。

たとえば、あらかじめ伝えてあるアレルギー品目に則って園側が除去する保育園もあれば、親側が毎日献立をチェックし、除去するおかずを指定して毎朝提出する仕組みの園もあります。

・行事や懇談会の実施状況・保護者会の有無

行事の頻度は園によって差があります。行われる曜日(土曜か平日か、また時間帯)によっても、仕事に影響がでますので確認したほうがいいです。
また、保護者会があるとないでは負担が結構違います。

・おむつ持ち帰りか?持ち物チェック

使用済みおむつ持ち帰りの園、じつは結構あるんです。
持ち物も、どの程度かは把握しておいたほうがスムーズです。シーツから毛布まで毎週持ち帰りなのか、すべて園側で用意してくれるのか?ずいぶん親の負担が違います。

・冷凍母乳や布おむつ等の対応について

冷凍母乳も布オムツも一律NGな園もあれば、ご家庭と同じものを使いますという園まで。個別対応を受け入れてくれるか否かは、じつは超重要なポイントかと思います。自分はミルクでも紙おむつでも良くても、ほかの事で個別にお願いしないといけない事案がでてくる可能性はたくさんあります。

・兄弟児の人数確認

待機児童が多い地区では、翌年度入園予定の兄弟児の人数確認をしておいたほうがベストです。ほとんどの自治体で、すでに在園している児童の兄弟児の申し込みにはポイント加算がされる仕組みです。言うまでもなく、激戦エリアの保育園入園選考ではこのポイントの有無が入園の分かれ目になることが多いです。実際、私の通う保育園では、0歳児、1歳児の全定員が兄弟児で埋まったことがあります。

保育園評価の本質とはずれますが、確認しておくと、その後の対策に繋がります。

保育園見学で見るポイント6つ

百聞は一見にしかず。
見るべきポイントはこちらです。

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1)雰囲気

ずばりコレを確認するために保育園見学しているといっても過言ではないぐらい大事です。細かいアレコレって、口コミや電話問合せでも確認できるといえばできること。雰囲気だけは、実際自分の足で行って、目で見て、感じなければ分かりません。

2)子どもの様子・表情

やっぱり子どもは正直です。見学者がきても遊びに夢中で子どもたちが見学者を全く意識しない園もあれば、わらわらと子どもたちが見学者に寄ってくる園もあります。

子どもたちが生き生き、リラックスして過ごしているか。よく見てください。

3)保育士さんの様子・対応

施設に預けるのではなく、人に預けるので、大切なのは設備<人です。
保育士さんの年齢層や男女比などもチェックするポイントですが、子どもとどう向き合ってるかが最も見るべきポイントです。見学してる最中に保育士が怒鳴っている場面に出会うこともあります。見学者がいなかったら・・・と思ってしまいますよね。

また、見学者に対して挨拶するのもいいのですが、ある園で全保育士が姿勢を正して挨拶してきたのは私は引きました。これは好みですが、そうしろと厳しく上に言われてるんだろうな~と透けて見えて、私的にはイヤでした。

見学者におかまいなしで子ども達と熱心に遊ぶ保育士さんの方が、個人的に好みです。

4)施設の清潔さ・広さ・園庭

施設は古くてもいいです。でも、不衛生なのはいやですよね?衛生的であるかは、最低限のチェックポイントです。
都会では広さも基準最低限のところが多くなっていますが、乳児と幼児がそれぞれの発育段階にあった遊びを安全にできる環境であるかは見ておきたいところ。

園庭は、いまや贅沢品になってしまいましたが、あるかないかだけでなく、あるならどんな園庭かは必ず見学時にチェックしてくださいね。

5)トイレ・おもちゃ

魂は細部に宿れかし。細かいところにこそ、本質が現れているものです。
トイレが使いやすそうか、清潔か。
おもちゃも、園によっては木のおもちゃしか置かないとかこだわりがある園もあります。それぞれ意外に違っておもしろいです。

6)給食

やっぱ給食は大事です。こちらも園によって個性があります。菜食やマクロビな園もありますよね。

認可の多くは園内で作っていますが、認可外だと仕出し弁当のところもあります。内容はピンきりですので、見せてもらえるようなら確認したほうが安心です。

保育園の選び方 ポイントはコレ!私の場合

ざっくりと、保育園見学で見るべきポイント、聞くべきことを挙げてきましたが、あれこれ基準がありすぎると人はかえって迷いますよね。

保育園選びで何を優先したか、という個人的な経験をお話しますと、ずばり布おむつ可か否か。という点が一番大きかったです。それは、私が布おむつ育児をしていたからなのですが、紙おむつのみ、布おむつは受け付けないという園は結構多かったです。

先にも書きましたが、たとえ布おむつじゃなくても、布おむつも対応しますよ、と柔軟に個別対応をしてくれる保育園が良い園なのではないかなあと思います。何も、冷凍母乳や布おむつなど特殊な事案だけではありません。

アレルギーの子、発達障がいを持つ子、よく泣く子、全然寝ない子、噛み癖がある子、食が細い子・・・子どもはそれぞれ個性があります。集団保育では何でも一律で対応するほうが合理的だしスムーズなのかもしれませんが、そんな中でも個々の事情を汲んで、それぞれに合った対応をしてくれる保育園。そんな保育園がすてきだな、と思います。

実際、見学時に聞いた個別対応の具合は、預けてみての対応の柔軟さの差にしっかりでてきてると感じます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、保育園見学で見ること、聞くこと、選び方の決め手の体験談をお伝えしました。

どうせ入るところ選べないし、と投げやりになりそうですが、私はたくさんの園を見学してよかったと思っています。見学した保育園があるということは、わずかながらも比較対象を持っているということ。もし入園した保育園で疑問に思う対応があったときに、それが当たり前なのかそうでないのかの目安になります。

それに、保育園見学って、いまの立場だからこそできること。普通は覗きたくても覗けません笑

せっかくの保育園見学、ぜひ楽しんで回ってくださいね。

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