栗拾い 栗の処理を簡単に!虫だし方法は?虫は食べても大丈夫?

栗拾い栗の処理 生活

栗拾い栗の処理
栗拾いでたくさん栗を拾ってきた場合、そのまま栗を放置していてはいけません!すぐ下処理をする必要があるのですが、どんな処理が必要なのか?簡単に進めるコツを紹介します。

また、栗の虫だし方法を紹介。栗の下処理は、ほとんど虫除去・虫出しのためといっても過言ではありません。あわせて、万が一虫がついたまま料理した場合、栗の虫は食べられるのか、お腹を壊さないかをお伝えします。

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栗拾い 栗の処理は簡単!

栗拾いなどで大量の栗を手に入れた場合、そのままビニール袋に入れて放置や冷蔵庫に入れて放置、はダメ絶対!

スーパーで購入した栗と違って、大自然から直接手に入れた栗は栗の中に虫が入っている可能性があります。というか、ほぼ入ってます!笑

具体的には、自然に生った栗の70~90%には虫または虫の卵がすでに入っています。はい、ほとんど全部に入っていると思って間違いないですね♪

うごめく成虫はまだいないかもしれませんが、その場合もたまごの時点で虫の命を殺生しないと、羽化したら最後、栗の実をばくばく食べてしまわれます。

おいしいおいしい秋の味覚クリ。人間様が味わうため、栗拾いから帰ってきたら即効で栗の下処理をしましょう。

栗拾いの栗の処理手順

1)栗に付着した汚れをさっと洗う

2)鍋に栗を入れ、水を張る
3)そのまま半日程度放置

4)ザルにあげて水を切る

5)新聞紙の上に並べて陰干し・乾いたらOK

以上!超簡単でしょ。

私は寝る前に水につけて翌朝、水から栗を取り出しました。

水に栗を入れているだけで、虫は窒息して死にます。ですが、この分厚い栗の皮に覆われて、栗の中の虫が本当に死んでいるのか疑わしいと思う虫大嫌いな方の気持ちも分かります。

私個人は虫が平気なので、栗を半日浸水するだけの下処理で問題ありませんが、虫が万が一にでも生きているという過ちは絶対許されない!という嫌虫家の方に向けて、栗の虫だし決定版を次章でお伝えします。

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栗の虫だし方法【決定版】

栗には、虫または虫の卵が入っているのが普通です。それが栗のスタンダードスタイル♪

スタンダードスタイル♪なんてポップに言われたからって、ちっとも癒されない、全く笑えない。そんな虫嫌いのあなたに、栗の虫だし方法をお伝えします。

まず、先の章でお伝えした栗の処理に入る前に第一段階の選別ができます。

見るからに栗の皮、とくに栗の下部分に穴が開いているものは、虫が実を食べて栗から出て行った穴です。なので、明らかに皮に穴があるものはすでに実が食べられた後と言うこと。第一ぽい”選別です。

次に先の章の「2)鍋に栗を入れ、水を張る」の段で、ぷかぷか浮く栗がありましたら、その栗の実は虫に食われて栗の実がない=軽くて水に浮いているということ。

ここで第二段階の虫食い”ぽい”選別ができます。

ちなみに、私は9月中旬に栗拾いをしましたが、栗の皮に穴が開いているものも、水にぷかぷか浮く栗も、ひとつもありませんでした。

栗の中に植えつけられた虫の卵が羽化するのが、一般的には9月下旬~と言われています。そのため9月中旬に拾った今回の栗は、虫に食われた栗はなかったと予測されます。

放置型の虫がいるかいないかの判別方法としては、平らなところに新聞紙を敷き、その上に栗を並べて粉が出てくる栗は虫が入っていると判別できます。

栗に生息する虫の判別方法まとめ
1)皮に穴が開いている栗
2)水に入れたら浮く栗
3)平らな場所に置いていると粉が出てくる栗

だがしかし、虫嫌いの方にとっては、じっくり栗ごとに虫がいるか判別する作業すら疎ましいでしょう。

さっさと息の根を止めるよう、第1章のように水に張るのが一番です。それでも不安なら、下記で虫の息の根を止めてください。

1)栗に付着した汚れをさっと洗う
2)大き目の鍋にたっぷり水を張る(後で入れる栗の容量は空けておく)
3)80℃までお湯を沸かし、鍋に栗を入れる
4)弱火で80℃を一旦キープ
5)火を止め、約60分放置(水温は50~80℃をキープ)
6)栗をザルに上げ水を切る
7)新聞紙の上などに栗を重ならないよう並べ、陰干し

簡単に言うと、虫を熱で絶やすってことですね。水温は計ったほうが正確ですが、かなり低温でも虫の息は絶えるということ。

栗の虫を温水でノックアウトです!

栗の虫は食べても大丈夫?

ここまで栗の虫だしをやっても尚、調理した栗に虫が入っていたら!

びえ~~~~ん><

と、反射的につくった栗料理を捨てる方がいるかもしれません。

 

ちょっと待った~~~!!

その虫、食べられるんです。食べられるというと変ですが、食べても大丈夫です。

栗に生息する虫は

・クリシギゾウムシ
・クリミガ

など。栗に付く虫の80%以上はクリシギゾウムシとのこと。

クリシギゾウムシ・クリミガは、動物性たんばく質が豊富で栄養価バツグン。加えて、味も美味しいらしいです!

実際のお味は私は食べたことがないので何とも言えませんが、栗を食べているので栗の味なんですって。

東南アジアの文明国でも、クリシギゾウムシを好んで食べる国もあるそうです。へ~。

栄養価も高く、味も美味しく、害はなし。

食べても全然問題ないどころか、むしろ好んで食べる国もあるぐらいなおいしい虫。

せっかくの機会です、食べてみませんか?

え?食べない??

そうですかー残念!

でも、万が一クリの調理後に虫を発見しても、そのクリ料理は食べられるし、何なら虫も食べられる。という事実は、頭の片隅に入れて置いてくださいね。

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栗の虫だし方法まとめ

いかがでしたでしょうか?

栗に生息する虫、栄養もあって美味しいなんて食べてみたいですよね!え、違う?失礼しました~。

栗拾いの栗の処理は帰宅後すぐにやってしまいましょう。

水につけるだけの簡単処理です。時間をおくと、その間にも虫は栗を食べますし、卵は羽化してしまいます。

先手必勝。

おいしい秋の味覚を堪能してくださいね^^

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